グループインタビュー概要
少人数の調査対象者(5〜6名)に対して、モデレーター(司会者)が座談会形式でインタビューを行う定性分析の調査手法です。定量調査では得ることができない生活者の生の声を聞くことで、生活者のニーズを的確に捉えたマーケティング戦略を立案できます。
当社には約30項目の属性を登録した詳細なパネルがありその属性で対象者が抽出できます。また、ターゲット層の方に予備調査を行うことで特定の商品やサービスの利用者や購買行動の方で実施することも出来ます。当社にはインターネット調査で定量分析をした後で、情報を深化させるために回答者の1部にグループインタビューをする例が多いです。
参加者のリクルーティングから、会場やモデレータの手配、当日の運営、発言録まで対応させていただきます。
グループインタビューは以下の様な流れで2〜6グループで実施することが多いです。1つのグループにはできるだけ同じ属性や考え方の参加者で構成し、男性と女性を分けたり、年齢階層を揃えたり、同じ嗜好や購買行動の方にすることで、発言を活発にして情報を深化させるように設計します。また、対象分野(食品、流通、IT、通信等)に詳しいモデレータにすることも重要になります。
特徴
- 定量調査では捉えきれない生活者心理や潜在ニーズを把握することができます。
- 自由なディスカッションの過程で、新商品開発に繋がる“生活者の新しい発想”を引き出すことができます。
- インターネット調査の後で更に深く意見を聞きたいときや、定量調査の設問項目を設定するときにも有効です。
- 約30項目の属性情報がある当社の詳細パネルを中心に参加者を募集します。
- 参加者のリクルーティングから会場の手配、当日の進行、発言録やレポート作成まで対応します。
インターネット調査との連携
グループインタビューは、単独で実施して課題の発見や問題解決を図るケースと、インターネット調査の定量分析と組み合わせて実施するケースがあります。当社はインターネット調査も実施していますので、インターネット調査と、グループインタビューを組合わせて実施するケースが多いです。