【 定額制音楽配信サービス 】に関するアンケート調査（第8回）

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人は約24%です。 週1回以上の利用者は2割弱です。直近1年間利用者の約74%で、10・20代では9割弱と高くなっています。

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人に、利用したサービスを聞きました（複数回答）。 「Amazon Music Prime」が37.5%、「Spotify」が27.8%、「Amazon Music Unlimited」「YouTube Music」「Apple Music」が14〜16%です。 「Apple Music」は10・20代、「Amazon Music Prime」は男性60〜70代で高くなっています。「Spotify」は女性で比率が高く、女性40〜50代では最も多くなっています。

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人の利用機器は（複数回答）、「スマートフォン」が76.9%、「パソコン」が36.2%、「スマートスピーカー」「タブレット端末」が各1割強です。 『Amazon Music Unlimited』主利用者では、「スマートスピーカー」が3割弱で他の層よりやや高くなっています。

※グラフの続きなど、より詳しいデータは【調査結果詳細】でご覧いただけます。

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人のうち、有料で利用した人は6割弱です。1ヶ月あたりの利用金額が500円以上の人は4割弱、有料利用者の6割強となっています。過去調査と比べて増加傾向です。 サービスの利用頻度が『ほとんど毎日』『週4〜5回』の層では「700円〜1000円未満」「1000円以上」、『週1回』『月に2〜3回』の層では「400円〜500円未満」「500円〜700円未満」がボリュームゾーンです。

定額制音楽配信サービスの利用意向者（「利用したい」「まあ利用したい」の合計）は2割強、2017年調査以降増加傾向です。10・20代では6割強、30代では4割弱となっています。また、利用頻度が『ほとんど毎日』『週4〜5回』の層では9割前後と高くなっています。

＜利用したい＞スマホで音楽を聴くことは前より少なくなったけれど、スマートスピーカーを使うようになって、音楽のない生活は考えられないくらい便利だから。（女性42歳）
＜利用したい＞近くにレンタルショップが無くなり不便だったし、CDを借りるよりコスパが良く、楽曲も多いから。（男性65歳）
＜利用したくない＞興味のない曲を勧められたり無理やり聞かされたりしたくない。（女性38歳）
＜利用したくない＞配信される音楽はCDに比較して音質が良くないことが多い。（男性59歳）
＜どちらともいえない＞一度契約すると、使用していなくても定額料を払い続けてしまいそうなので契約は慎重にしたい。（女性43歳）
＜どちらともいえない＞気軽に聞く分にはサブスクはいいのだけど、いつ配信が終了するかわからないので、可能ならCD等の現物で持ちたい。（女性52歳）