【 家事代行サービス 】に関するアンケート調査（第3回）

直近1年間に家事代行サービスを利用した人は4.9%です。利用したサービスの内容は（複数回答）、「掃除代行、ハウスクリーニング」が2.9%、「日常家事全般」が0.9%、「片づけ、整理整頓」が0.7%となっています。

直近1年間に家事代行サービスを利用した人のうち、定期的にサービスを利用している人は6割強です。月1回以上の定期利用者は3割、一人暮らし世帯でやや高くなっています。 「スポット・単発利用」は30.2%、女性50〜70代では4〜5割みられます。また、夫婦のみ世帯で比率が高くなっています。

直近1年間に家事代行サービスを利用した人に、どのように情報を収集したかを聞きました（複数回答）。 「テレビ番組・CM」「折込チラシ、ダイレクトメール」「家事代行サービスの公式ホームページ」がそれぞれ約16%、「家事代行サービス比較・ランキングサイト、口コミサイト」「家族や友人、知人」が各1割強となっています。

家事代行サービスの利用意向者は、「利用したい」「まあ利用したい」を合わせて16%です。女性では2割強となっています。直近1年間にサービスを利用した人では7割弱、非利用者では1割強です。

家事代行サービス利用意向者が、今後利用したいサービスは（複数回答）、「掃除代行、ハウスクリーニング」が75.7%、「片づけ、整理整頓」が24.2%、「日常家事全般」が19.8%です。 若年層では、「日常家事全般」「料理代行」の比率が高くなっています。直近1年間に掃除代行・ハウスクリーニングを利用した人では、9割強が今後も「掃除代行・ハウスクリーニング」を利用したいと回答しています。

※グラフの続きなど、より詳しいデータは【調査結果詳細】でご覧いただけます。

家事代行サービス利用意向者が、サービスを利用したい場面は（複数回答）、「自分ではできない・難しいところをやってほしい」が60.7%、「プロに本格的にやってほしい」が46.3%、「自分が苦手な家事をお願いしたい」が36.0%です。 「家事ができない・体力的に負担」は高年代層、「家事に時間がかけられない」は若年層で高くなっています。

＜利用したい＞家内が亡くなり一人で家事をやるのが難しいと思うようになったから。（男性77歳）
＜利用したい＞普段行き届いていない場所の掃除などはしてもらえると助かる。（女性32歳）
＜利用したくない＞散らかっていて、代行サービスのスタッフさんに家に入ってもらうのに抵抗がある。（男性50歳）
＜利用したくない＞家事は健康のためにも家族でできるように分担。日頃から主人や息子にできることをしてもらい自立させ母親がいなくなっても人に頼らず家事ができるようにしている。（女性76歳）
＜どちらともいえない＞便利だが家族が立ち会わなければならないのが不便。（男性72歳）
＜どちらともいえない＞知らない人を家にあげるのに抵抗があるけど、キレイにはしてもらいたいという葛藤。（女性48歳）