【 シャンプーの利用 】に関するアンケート調査（第9回）

髪や頭皮について、悩みや気にしていることがある人は7割強です。 悩みや気にしていることは（複数回答）、「白髪」が43.9%、「髪の量」「髪のハリ、コシ、ツヤ」「抜け毛、脱毛」が2〜3割です。「髪の量」「髪の毛の痛み・ダメージ」「髪質」は女性若年層、「髪のまとまり」は女性10〜50代で比率が高くなっています。女性50〜70代では「白髪」「髪のハリ、コシ、ツヤ」が上位2位、男性10・20代では「フケ」が1位です。

※グラフの続き・時系列グラフは、【調査結果詳細】で見ることができます。

シャンプーで洗髪する人は約97%です。毎日洗髪する人は、「1日2回以上」「1日1回」を合わせて6割強です。「週に4〜5回」は女性60〜70代、「週に2〜3回」は70代で比率が高くなっています。

シャンプーに期待する効果は（複数回答）、「汚れを落とす」が利用者の52.5%、「頭皮や地肌ケア」「髪や頭皮のにおいを防ぐ」「髪のダメージのケア」「パサつきをおさえる」「髪のハリ・コシを出す」が各20%台です。 女性では「パサつきをおさえる」「髪のつやを出す」「髪のダメージのケア」の比率が高く、男性との差が大きくなっています。「髪のハリ・コシを出す」は女性高年代層、「広がりをおさえる」は女性や若年層で高い傾向です。

シャンプー購入時の重視点は（複数回答）、「髪質に合うこと」「価格」が利用者の各4割弱、「メーカー・ブランド」が29.1%、「洗浄力」「香り」が各2割弱です。女性で比率が高い項目が多く、特に「髪質に合うこと」「髪のまとまり感」は男女差が大きくなっています。

シャンプーの銘柄を変えるタイミングは（複数回答）、「使っていたシャンプーを使い切った」「使っていた銘柄が手に入らない・販売終了した」が利用者の2割前後、「魅力的な商品があった・発売された」が14.4%です。 シャンプーを効果や種類で選ぶことが多い層では、「使っていたシャンプーを使い切った」の他、「店頭で気になる商品を見つけた」「魅力的な商品があった・発売された」が他の層より高くなっています。

・地肌がとても弱いので、油を落としすぎないものを選んでいる。（男性39歳）
・ボリュームアップ効果を重視。健康美容系に詳しい人のおすすめは信じる。（男性40歳）
・髪質が改善されるとは思っていないので、フケが防げればよい。（男性45歳）
・くせ毛へのケアができるか、カラーによるダメージケアができるか。（女性27歳）
・40代に入ってからは地肌にダメージが少なく、余分な成分が入っていないもの、かつ、髪にハリやコシが出るものを選ぶようになりました。でもやはり飽きてしまうのと、もっといいものがあるかもと思う中で、最近、薬局やロフトなどで1回分のお試しがたくさん販売されており、数種類購入しては試しています。（女性45歳）
・子供と一緒に使えて、ノンシリコンシャンプーで、匂いがきつくない商品が好き。（女性49歳）