【 サステナビリティ（持続可能性） 】に関するアンケート調査（第3回）

サステナビリティの認知率は、「どのようなものか、内容を知っている」「聞いたことがあるが、どのようなものか知らない」を合わせて約86%です。2020年調査以降増加傾向です。「知らない」は、男性30代や女性10・20代でやや高くなっています。

サステナビリティに関連する事柄で内容を知っていることは（複数回答）、「SDGs（持続可能な開発目標）」が67.8%、「カーボンニュートラル」が42.1%、「フェアトレード」「ダイバーシティ」が各3割強、「ロハス」が23.0%です。 「ESG、ESG投資」は男性、「フェアトレード」「ロハス」は女性でやや高くなっています。

※グラフの続きは、【調査結果詳細】で見ることができます。

SDGsの中で重要だと思うものは（複数回答）、「すべての人に健康と福祉を」が45.8%、「安全な水とトイレを世界中に」が43.4%、「気候変動に具体的な対策を」「飢餓をゼロに」「貧困をなくそう」「海の豊かさを守ろう」が4割前後です。 女性で比率が高い項目が多く、「すべての人に健康と福祉を」「安全な水とトイレを世界中に」「気候変動に具体的な対策を」は男女差が大きくなっています。また、「気候変動に具体的な対策を」は高年代層で高く、年代差が大きくなっています。

※グラフの続き・時系列グラフは、【調査結果詳細】で見ることができます。

エシカル消費の観点で行っていることは（複数回答）、「食品ロスを減らす」が51.4%、「エコバッグを使う、レジ袋は使わない」が45.3%、「地産地消」「省エネや節電・節水などを心がけた生活をする」「長持ちする商品を買う」が各3割弱です。 「地産地消」「食品ロスを減らす」「エコバッグを使う、レジ袋は使わない」は、サステナビリティの内容を知っている層と知らない層で差が大きくなっています。

サステナビリティを重視する企業・ブランドや、環境等に配慮したものであることが、商品への興味・関心に影響するかを聞きました。影響する層は、「とても影響する」「やや影響する」を合わせて4割弱です。影響しない層（「ほとんど影響しない」「あまり影響しない」の合計）は3割弱、男性若年層で高い傾向で男性10〜30代では各4割強となっています。

・車をなるべく使わず、自転車や原付で移動している。（男性29歳）
・ゴミの細かい分別、エコバッグ使用、住居のLED化など、簡単にできることは全てやる。（男性37歳）
・エコバッグは効果がないという人はいるが、そもそもゴミが増えないことはいいことだと思うので継続しようと思う。（男性45歳）
・購入はできるだけ必要なものに絞り、できるだけ大切にそして長く利用する。廃棄物を可能な限り減らす。（男性62歳）
・手前取りや見切り品の購入を積極的に行っている。（女性29歳）
・トレイや牛乳パックはリサイクルにだす。節電、節水に取り組む。（女性37歳）
・何か買う時に、中古品がないかどうか探してみる。（女性49歳）
・使った食器や鍋は油を拭って洗う。風呂の残り湯はトイレに使う。（女性58歳）