【 食品表示 】に関するアンケート調査（第4回）

食品・飲料購入時に、表示や商品パッケージの説明書き（食品表示）を気にする人は、「気にする」「まあ気にする」を合わせて6割弱です。女性高年代層で高く、女性60〜70代では各7割強となっています。男性は5割弱です。

食品・飲料購入時に、食品表示で注意して見るものは（複数回答）、「期限表示」が71.7%、「価格」「原産国、生産地」が各50%台、「原材料」「製造・加工年月日」が各30%台です。2020年調査と比べて、「原産国、生産地」「製造・加工年月日」が減少しています。

※グラフの続きは、【調査結果詳細】で見ることができます。

食品・飲料購入者のうち、どの商品でも食品表示を必ず確認する人は18.8%です。「商品によっては確認する」が57.3%、女性高年代層でやや高くなっています。「たまに確認する」が15.6%、若年層で高い傾向です。

食品表示を確認する人に、どのような食品・飲料について確認するかを聞いたところ（複数回答）、「畜産加工品」「水産加工品」が各6割強、「水産物」「畜産物」が各6割弱です。「調味料、たれ類、油など」は女性で比率が高く、男女差が大きくなっています。「菓子、スイーツ類、アイス類」は、男性30代や女性10〜40代で高い傾向です。

食品表示を確認する人に、加工食品購入時に含有量を確認して選ぶものを聞きました（複数回答）。「熱量、エネルギー」「食塩相当量（塩分）」が各20%台、「糖質」「脂質」「タンパク質」「炭水化物」「食物繊維」が各10%台となっています。 「食塩相当量」は高年代層で比率が高く、男性60〜70代や女性70代では1位です。「タンパク質」は、男性30〜40代や女性10〜30代では「熱量、エネルギー」に続いて2位となっています。「糖質」は、男性10・20代や70代、女性高年代層で高い傾向です。

・賞味期限・消費期限をもっと見やすい位置に統一して表記してほしい。（男性19歳）
・国産でも産地はどこか、もっと詳しく知りたい。国内加工というのはよく見るが、その原材料はどこの国のものかまでは書いていないことが多い。（男性31歳）
・「〇個入り」の個数表示なのに栄養成分表示がグラムになっとるブツがある。（男性47歳）
・砂糖不使用や糖類ゼロと強調しながら人工甘味料が使われていること。（男性47歳）
・0%とか0カロリーとか書かれてあっても実質は5%未満だったら0表記で良いとかっていう裏ルールがあって困る。（女性25歳）
・100g未満の商品なのに100gあたりの栄養価が載っている等、実際に自分がどの程度摂取するのかイメージしづらいものがあると感じる。（女性28歳）
・添加物で体に影響が出るのか、出ないものなのか、よくわからない。（女性36歳）
・開封後の賞味期限、早めにってどれくらいか。（女性47歳）