【 消費意識 】に関するアンケート調査（第9回）

1年前と比べて生活全体の支出額は増えた人は、「増えた」「やや増えた」を合わせて5割です。2021年調査以降増加傾向で、2019年以前と比べても高くなっています。減った人（「減った」「やや減った」の合計）は約8%、「変わらない」が41.8%です。

1年前と比べて生活全体の収入額が増えた人は、「増えた」やや増えた」を合わせて1割強です。2021年調査でいったん減少しましたが、それ以降は増加傾向です。減った人（「減った」「やや減った」の合計）は2割強、「変わらない」が62.5%となっています。

1年前と比べてお金をかけているものは（複数回答）、「食品・飲料」が29.4%です。「旅行、レジャー」「外食、グルメ」は2割前後で、いずれも2021年調査でいったん減少しその後増加しています。 1年前より収入が増えた層では、「食品・飲料」「外食、グルメ」「旅行、レジャー」の他、「金融商品、投資」「衣料品、アクセサリー」の比率が高くなっています。

※グラフの続きは、【調査結果詳細】で見ることができます。

今年お金をかけるのを我慢しているものがある人は6割強です。我慢しているものは（複数回答）、「旅行、レジャー」が30.2%、「外食、グルメ」が20.0%です。これらの上位2位と、「映画、ライブ、演劇、美術展など文化・芸術鑑賞」「デートや飲み会など、友人知人とのコミュニケーション」は、2021年調査でいったん増加しその後減少しています。

今後1年間の購買意欲が高くなると思う人は、「高くなる」「やや高くなる」を合わせて1割強です。男性10・20代や女性10〜30代で他の層より比率が高くなっています。低くなると思う人（「低くなる」「やや低くなる」の合計）は2割強、「変わらない」が64.9%です。

＜高くなる＞子どもも少しずつ大きくなるので、その分出費も増えていくと思います。（女性33歳）
＜高くなる＞今もまだコロナで遠慮している部分があるが、もっと薄れてきて開放的になると思うから。（男性58歳）
＜高くなる＞物価が上昇してきたので、我慢しないでほしいものは早めに買う。（男性75歳）
＜高くなる＞最近投資にはまっていて、欲しい株がいろいろあるので、購買意欲は高くなると思う。（女性49歳）
＜低くなる＞円安。日本は世界的に貧乏になってきている。（男性50歳）
＜低くなる＞物価は上がっているが、給料が上がる気配はないから。（女性28歳）
＜低くなる＞じわじわ値上げ商品が増え、乳製品、パン、お菓子、麺、オイルなどほとんど2、3割高くなってますが、買わないわけにいかないのでなるべく安い日に買ってます。なので購買意欲は1年後は減っていると思います。（女性58歳）
＜低くなる＞物価は上がり、給料は据え置き今の政府にも期待できない、これで購買意欲が上がる人がいるなら教えて欲しいくらいだ。（男性34歳）