【 消費意識 】に関するアンケート調査（第8回）

1年前と比べて生活全体の支出額が増えた人は、「増えた」「やや増えた」を合わせて4割弱です。減った人（「減った」「やや減った」の合計）は1割強となっています。2021年調査時と比べて、支出額が増えた人は大きく増加、支出額が減った人は減少しています。

1年前と比べて生活全体の収入額が増えた人は、「増えた」「やや増えた」を合わせて1割となっています。減った人（「減った」「やや減った」の合計）は3割弱、「変わらない」は60.2%です。

1年前と比べて購買意欲が高い人（「高い」「やや高い」の合計）は1割強、若年層で高い傾向です。購買意欲が低い人（「低い」「やや低い」の合計）は3割弱、「変わらない」は59.0%となっています。

1年前と比べてお金をかけていることは（複数回答）、「食品・飲料」が30.8%です。「旅行、レジャー」「外食、グルメ」はそれぞれ約15%で、2021年調査と比べて増加しています。1年前より『支出額』が増えた層では「食品・飲料」、1年前より『収入額』が増えた層では「外食、グルメ」「旅行、レジャー」の比率が高くなっています。

今年お金をかけるのを我慢している分野がある人は7割弱です。 我慢している分野は（複数回答）、「旅行、レジャー」が37.0%、「外食、グルメ」が22.4%で、いずれも2021年調査より減少しています。「文化・芸術鑑賞」「友人知人とのコミュニケーション」もやや減少しています。「衣料品、アクセサリー」「美容、化粧品」は女性10〜50代、「旅行、レジャー」は高年代層で高くなっています。

※グラフの詳細は【調査結果詳細】で見ることができます。

今後1年間、購買意欲はどのように変化するかを聞きました。購買意欲が高くなると思う人は、「高くなる」「やや高くなる」を合わせて1割強です。低くなると思う人（「低くなる」「やや低くなる」の合計）は2割強、2021年調査と比べてやや増加しています。「変わらない」は66.7%で、2021年よりやや減少しています。

＜高くなる＞値上げ傾向にある商品を買いためておくため。（女性55歳）
＜高くなる＞子供が独立し、50代後半に差し掛かったいまこそ、夫婦でゆっくりと旅行や食事に出掛けたい。（男性57歳）
＜高くなる＞年齢的に今が1番自分自身に美容や娯楽でお金をかけられるのではないかと思い始めたから。（女性25歳）
＜低くなる＞収入が増えず、物価が上がる。税金や保険料も高くなるから。（女性59歳）
＜低くなる＞子どもに教育費がかかるので今以上に節約を心掛けると思う。（女性53歳）
＜低くなる＞物価が上がっているので生活を守るため。ブランド品が円安で高いので買い時じゃないと思うから。（女性31歳）
＜変わらない＞今までもそうしてきたように節約しつつたまの贅沢はするというスタイルでいきたいから。（女性44歳）
＜変わらない＞円安で輸入品が値上がり、このまま上がり続けると欲しくても買えない。（男性68歳）
＜変わらない＞このままコロナ続くようであれば外食や飲み会の頻度は変わらないと思うため。（女性25歳）