【 定額制音楽配信サービス 】に関するアンケート調査（第7回）

利用する音源や音楽コンテンツは（複数回答）、「動画共有サイト」が45.5%、「ラジオやテレビなどで流れる音楽」が42.7%、「CDを買う」が32.9%となっています。過去調査と比べて、「動画共有サイト」が増加傾向、「CDをレンタルする」が減少傾向です。

※グラフの続きは【調査結果詳細】で見ることができます。

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人は2割強です。そのうち、週1回以上利用した人は7割強、2017年以降増加傾向です。「ほとんど毎日」は10・20代で高く、ヘビーユーザーの比率が高いことがうかがえます。

直近1年間に利用した定額制音楽配信サービスは（複数回答）、「Amazon Music Prime」が直近1年間利用者の41.7%、「Spotify」が24.8%、「Apple Music」「Amazon Music Unlimited」「YouTube Music」が各1割強です。過去調査と比べて「Spotify」が増加傾向、「Amazon Music Prime」は2019年以降増加しています。

定額制音楽配信サービス選定時の重視点は（複数回答）、「月額料金」が直近1年間利用者の49.6%、「楽曲の曲数」「無料版・無料お試しの充実度」が各3割強、「好きなアーティストの楽曲の充実度」が22.9%です。『Spotify』『auうたパス』主利用者では、「無料版・無料お試しの充実度」が1位となっています。

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人のうち、有料で利用している人は6割弱です。そのうち、平均利用月額が「500円以上」は5割強、過去調査と比べて増加傾向です。ほとんど毎日・週4〜5回の層では「月に700円〜1000円未満」、週2〜3回・週1回・月に2〜3回の層では「月に400円〜500円未満」がボリュームゾーンとなっています。

定額制音楽配信サービスの利用意向者は、「利用したい」「まあ利用したい」を合わせて2割です。2017年調査以降、増加しています。非利用意向者（「利用したくない」「あまり利用したくない」の合計）は6割弱です。

＜利用したい＞昔懐かしい楽曲をほとんど無制限に聞けるのはいいね。（男性71歳）
＜利用したい＞CDを買うまではいかない曲を聴きたいので。（男性56歳）
＜利用したい＞再生回数を増やし、ミュージシャンのモチベーションアップに貢献したい。（女性30歳）
＜利用したい＞自分では普段聞かないような音楽が表示されるから、新しい発見につながる。（女性41歳）
＜利用したくない＞新しい曲を覚えるのはしんどいし、昔好きだった曲はCDで持っているから。（女性46歳）
＜利用したくない＞CDのライナーノーツを含めて音楽を楽しみたいから。（男性28歳）
＜利用したくない＞好きなアーティストがサブスク解禁してないので。（女性42歳）
＜利用したくない＞サブスクリプションサービスは解約手続きが異常に面倒と聞いているので絶対利用したくない。（女性52歳）