【 ドリンク剤の利用 】に関するアンケート調査（第11回）

慢性的に疲労を感じている人は、「感じている」「やや感じている」を合わせて6割弱です。2016年調査以降、微増傾向です。女性10〜40代では7割前後、男性30〜50代では6割前後みられます。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用者は4割弱です。慢性的に疲労を感じている人では4〜5割となっています。週1回以上飲む人は1割強、ドリンク剤飲用者の3割弱です。

ドリンク剤・滋養強壮剤で飲んでいる銘柄は（複数回答）、「リポビタン」が15.7%、「アリナミン」「チオビタ」が8〜9%です。女性では「チョコラBB」「チオビタ」が2〜3位、女性10・20代では「チョコラBB」が1位となっています。

ドリンク剤・滋養強壮剤選定時の重視点は（複数回答）、「効能・効果」「価格」が飲用者の各5割弱、「味」「飲みやすい」が各4割弱、「成分、添加物」が26.3%です。『リポビタン』主飲用者では「味」が1位です。
『エスカップ』『チオビタ』主利用者では「価格」「味」が上位2位で、「効能・効果」は低くなっています。一方、『ヘパリーゼ』『ユンケル』主利用者では「味」「飲みやすさ」「価格」が低く、「効能・効果」が高くなっています。

※グラフの続きは【調査結果詳細】で見ることができます。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用シーンは（複数回答）、「疲れがたまっているとき」が飲用者の69.7%、「風邪気味・発熱など体調が悪いとき」「栄養補給をしたいとき」「気合を入れたいとき」が各20%台です。
『キューピーコーワ』主飲用者では「疲れがたまっているとき」「肩こり・目の疲れを解消/緩和したいとき」、『チョコラBB』主飲用者では「肌あれ・ニキビなどを改善したいとき」、『ヘパリーゼ』主飲用者では「二日酔い・悪酔いの予防や解消をしたいとき」、『ユンケル』主飲用者では「風邪気味・発熱など体調が悪いとき」が他の層より高くなっています。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用意向は、「飲みたい」「まあ飲みたい」を合わせて3割強です。男性30・40代でやや高くなっています。月1回以上の飲用者では8〜9割ですが、非飲用者では約6%です。

・体（健康）にいい物が入っているのかがわからない。（男性20歳）
・常飲による副作用表示はあったほうが良いと思った。（男性32歳）
・気分的な効果は感じられるが、実際の身体への効果はあまり感じられない。（男性48歳）
・すごく甘く出来ていることと、それほどの効果は感じないです。（男性74歳）
・一時的には楽になる気がするが、あとからどっと疲れる。（女性34歳）
・どれもサブ的なものだから、効果を感じるというか、気休め程度にしか感じない。（女性40歳）
・より即効性があればいいなあと。値段的に効能はあまり変わらないような気がする。（女性49歳）
・味があまり美味しくはない。利尿作用が早く、効いているか不安になることも。（女性52歳）