【 コンビニエンスストアの利用 】に関するアンケート調査（第7回）

コンビニエンスストアの利用頻度は、「週2〜3回」「週1回」「月に2〜3回」が各2割弱となっています。週1回以上の利用者は5割強、男性6割弱、女性4割強です。男性は40代で比率が高く、他の層より利用頻度が高いことがうかがえます。

よく利用するコンビニエンスストアは（複数回答）、「セブン‐イレブン」がコンビニ利用者の80.5%、「ファミリーマート」「ローソン」が各6割強です。四国では「ローソン」が1位、北海道では「セイコーマート」が2位となっています。中部では「ファミリーマート」の比率が高い傾向です。

コンビニエンスストア利用時の重視点は（複数回答）、「アクセスのよさ」がコンビニ利用者の57.3%、「弁当・パン・惣菜類の充実度」「品揃えが豊富」が各3割強、「お菓子、デザート類、アイス等の充実度」「駐車場の充実度」「ポイントやキャンペーンなどのお得なサービス」が2割前後です。コンビニエンスストアをほとんど毎日利用する層では、「品揃えが豊富」「コンビニコーヒーの充実度」の比率が高くなっています。

コンビニエンスストアの利用場面は（複数回答）、「お弁当やおにぎり、パン、お惣菜などの食品を買う」がコンビニ利用者の63.3%、「お菓子、デザート類、アイスなどを買う」が45.3%、「サービス（宅配便、公共料金支払い、ATM、店頭受取、コピー、プリント等）を利用」「飲料（お酒以外）を買う」が3割前後となっています。過去調査と比べて、「お菓子、デザート類、アイスなどを買う」「サービス（宅配便、公共料金支払い、ATM、店頭受取、コピー、プリント等）を利用」が増加傾向です。

コンビニエンスストアにあってよかったと思うものは（複数回答）、「お弁当やおにぎり、パンなど」がコンビニ利用者の47.7%、「トイレ」が34.6%、「コンビニATM」「公共料金の支払い」「郵便ポスト、切手・はがき類」「お菓子類、チルドデザート、アイスクリームなど」「飲み物（お酒以外）」が各20%台です。
「宅配便などの発送」「コピー、ファックスサービス、プリントサービス」「公共料金の支払い」「郵便ポスト、切手・はがき類」は女性、「レジ横のホットコーナーの調理品」「お菓子類、チルドデザート、アイスクリームなど」は女性若年層で高くなっています。

コンビニエンスストア利用者に、コンビニ利用時の行動についてあてはまるものを選んでもらいました（複数回答）。「どこのコンビニエンスストアを利用するかはだいたい決まっている」「コンビニエンスストアで買うものは、だいたいいつも決まっている」が各30%台です。「コンビニエンスストアの商品は価格が高いので、できれば購入したくない」「コンビニエンスストアよりも、スーパーの方が気軽に行ける」が2割前後で続きます。

・コンビニによってレジの支払い方法が違うので戸惑ったことがある。（男性25歳）
・値札がないことがあり、価格が分からないこと。（男性35歳）
・セルフや半セルフが増えて欲しいのとそれに伴いサッカー台を置いてほしい。（男性35歳）
・確認ボタンを押すために何度か画面を見るが、目のピントが合いにくいので、時間がかかるため苦手だ。（男性67歳）
・自動ドアじゃない店舗が多いのでベビーカーで入店しにくい。（女性27歳）
・レジを並ぶところが分かりにくい。コンビニ利用時は急いでいるときが多いのに、わかりづらいと困る。（女性34歳）
・トイレの近くにATMがあることが多くて、ATMを利用する時になんとなく居心地が悪い（多分お互いに）。（女性50歳）
・お得なキャンペーンを増やしてほしいです（クーポンを新聞広告に入れるなど）。（女性53歳）