【 紅茶飲料 】に関するアンケート調査（第4回）

市販の紅茶系飲料の飲用者は6割です。「月に1回未満」が3割でボリュームゾーンとなっています。週1〜2回以上飲む人は1割強、若年層で高い傾向です。

紅茶系飲料飲用者が直近1年間に飲んだ銘柄は（複数回答）、「午後の紅茶」が74.1%で最も多く、「紅茶花伝」「リプトン」が続きます。「リプトン」「紅茶花伝」は、女性10〜30代で比率が高くなっています。

よく飲む紅茶系飲料の容器は（複数回答）、「ペットボトル」が飲用者の88.7%、「紙パック・牛乳パックタイプ」「缶」が7〜8%です。過去調査と比べて、「缶」は減少しています。「紙パック・牛乳パックタイプ」は若年層で高い傾向です。

紅茶系飲料飲用者がよく飲むタイプは（複数回答）、「ミルクティー」が49.7%、「ストレート・無糖」が48.3%、「レモンティー」が35.4%、「ストレート・加糖」が25.6%です。「ミルクティー」は若年層、「ピーチティ」は女性若年層、「レモンティー」は男性30・40代で高くなっています。『紅茶花伝』主飲用者では「ミルクティー」、『シンビーノ ジャワティ』主飲用者では「ストレート・無糖」、『リプトン』主飲用者では「レモンティー」が1位です。

紅茶系飲料を飲む場面は（複数回答）、「おやつ」が飲用者の35.4%、「くつろいでいるとき」「仕事・勉強・家事の合間」「のどが渇いたとき」「リラックスしたいとき」が各20%台です。2019年調査と比べて、「仕事・勉強・家事の合間」が増加しています。「おやつ」「甘いものが欲しいとき」は、女性10〜30代で比率が高くなっています。

紅茶系飲料選定時の重視点は（複数回答）、「味」が飲用者の79.4%、「価格」が39.2%、「甘さ」「容量、サイズ」「香り」が各20%台です。『シンビーノ ジャワティ』主飲用者では「無糖」の比率が高く、「価格」を上回ります。

紅茶系飲料の飲用意向者は、「飲みたい」「まあ飲みたい」を合わせて5割強です。月1回以上飲む層では9割前後、非飲用者では約6%となっています。非飲用意向者は3割です。

・ノンカフェイン紅茶をメジャーにして欲しい。（男性28歳）
・ミルクティーが甘すぎる。どこのメーカーにかかわらず。（男性39歳）
・もう少し容量が少なくしてほしい。味に飽きる。（男性39歳）
・ペットボトルではせっかくの茶葉の香りがあまり再現できていない。（男性49歳）
・飲んでしばらく経つと口の中が変な感じになる。（女性22歳）
・一口目は美味しいと思うのに、二口目があまり香りを感じない時がある。コンビニのレジ横で買えるコーヒーのように、ドリンクバーやドリップ紅茶がもっと、身近に欲しい。（女性37歳）
・ペットボトル入りのミルクティーはそこに沈殿していることが多く、ペットボトルをきれいに洗えなかったりする。（女性39歳）
・茶葉の香りが弱い。甘味が強くカロリーが高い。（女性60歳）