【 豆腐 】に関するアンケート調査（第4回）

豆腐を食べる頻度は、「週2〜3回」「週1回」がボリュームゾーンです。週1回以上食べる人は7割強、60・70代では8〜9割となっています。

よく食べる豆腐のタイプは（複数回答）、「きぬごし豆腐」が豆腐を食べる人の71.6%、「もめん豆腐」が60.3%です。「もめん豆腐」は北海道や東北で高く、北陸や近畿で低くなっています。「きぬごし豆腐」は北陸や近畿で高い傾向です。

豆腐を食べる人に好きな豆腐料理を聞いたところ（複数回答）、「冷奴」が73.0%、「麻婆豆腐」が62.1%、「豆腐のみそ汁」が52.4%、「揚げ出し豆腐」「すき焼き」「湯豆腐」が各4割強です。「湯豆腐」は高年代層で比率が高く、年代差が特に大きくなっています。「豆腐ハンバーグ」は女性や若年層で高い傾向です。

豆腐を食べる場面は（複数回答）、「夕食」が豆腐を食べる人の89.4%、「朝食」が22.6%、「昼食」「お酒のおつまみ」「もう1品ほしい」「さっぱりしたものが食べたい」などが各10%台となっています。「朝食」は東北で高く、近畿で低い傾向です。また、豆腐を食べる頻度が高い層でも高くなっています。

豆腐を食べる人の購入時の重視点は（複数回答）、「価格」「味」「豆腐の種類」が4割強〜5割、「国産大豆かどうか」「賞味期限・消費期限」「容量、サイズ」が3割前後です。

豆腐について魅力に感じることは（複数回答）、「高タンパク、低カロリー」が豆腐を食べる人の51.5%、「健康によい」が41.1%、「手間をかけずに食べられる」「安い」「食べやすい」が3割前後です。「大豆イソフラボンが含まれる」「調理しやすい」「手間をかけずに食べられる」は女性高年代層、「美肌効果がある」は女性若年層で高くなっています。

普段食べる豆腐関連食品は（複数回答）、「油揚げ（薄揚げ）」が70.6%、「厚揚げ（生揚げ豆腐）」が65.4%、「がんもどき」が31.3%となっています。「厚揚げ」は近畿で高く、北海道で低い傾向です。「油揚げ」は東北や北陸、「凍り豆腐、凍み豆腐、高野豆腐」は東北や近畿、「おから」は北海道や東北で高くなっています。

・もっとたくさん食べたい。量が多くて濃厚な商品を増やして欲しい。（男性33歳）
・賞味期限が短い・スーパーで手に入る豆腐はどれも同じような味で飽きる・出来立てのまだ温かい豆腐が食べたい・木綿豆腐でも柔すぎる。もっと食べ応えのある硬めの豆腐が欲しい。（男性39歳）
・豆腐の製造メーカーが多くどのメーカーが美味しいか選ぶのに迷う。（男性63歳）
・日本の伝統的食材でありながら、その原材料を輸入に頼っていること。（男性71歳）
・1.容器のフタが剥がしにくいこと。2.フタを剥がしたときに水が出て、台所や着ている服が濡れてしまうこと。（女性32歳）
・有機大豆の豆腐が売っていないので何処のスーパーでも取り扱って欲しい。（女性37歳）
・納豆のように豆腐にもタレ付きがあるとおもしろいと思う。（女性50歳）
・家族の人数の関係で容量が多すぎ、新鮮なものを食べたいので小分けにいたものがあると便利です。例えば、100g、150g、200gなどです。（女性75歳）