【 化粧品メーカーのブランドイメージ 】に関するアンケート調査（第5回）

化粧品の購入者は7割弱、2019年調査より増加しています。男性5割弱、女性95%です。男性では30代と70代で高く、50代で低くなっています。

信頼性・安心感があると思う化粧品関連企業は（複数回答）、「資生堂」が47.0%、「花王」「カネボウ化粧品」が各30%台、「コーセー」「ファンケル」が各20%台、「DHC」「ポーラ」が各2割弱で続きます。「オルビス」「ちふれ化粧品」「ファンケル」は女性で比率が高く、男女差が大きくなっています。「DHC」は10・20代、「アルビオン」「オルビス」は女性若年層で高い傾向です。

企画力・開発力があると思う化粧品関連企業は（複数回答）、「資生堂」が31.3%、「花王」が21.8%、「DHC」が17.0%、「カネボウ化粧品」「ファンケル」「コーセー」「再春館製薬所」が各1割強です。

品質・技術が優れていると思う化粧品関連企業は（複数回答）、「資生堂」が35.8%、「花王」が23.3%、「カネボウ化粧品」「コーセー」「再春館製薬所」「DHC」「ファンケル」「ポーラ」が各10%台です。

独自性があると思う化粧品関連企業は（複数回答）、「再春館製薬所」が21.3%、「DHC」が15.5%、「資生堂」「ドクターシーラボ」「ファンケル」が各1割強です。「再春館製薬所」は、女性50・60代で高くなっています。

革新的・先進的であると思う化粧品関連企業は（複数回答）、「資生堂」が16.1%、「DHC」が10.5%、「花王」が9.5%、「ファンケル」「再春館製薬所」「ドクターシーラボ」が7〜8%です。「いずれもない」が53.4%と高くなっています。

親近感があると思う化粧品関連企業は（複数回答）、「花王」「資生堂」が各3割強、「カネボウ化粧品」が20.7%、「コーセー」「DHC」「ちふれ化粧品」が各1割強です。「ちふれ化粧品」は女性10〜30代では2位となっています。男性では上位3位（「資生堂」「花王」「カネボウ化粧品」）に続き、「マンダム」「DHC」が上位にあがっています。

・肌について詳しくない男性でも肌のことを一から学べると嬉しい。（男性25歳）
・一つですべてをまかなえるようなものにしてほしい。（男性40歳）
・化粧をしなくても良い世の中になるのが理想。（男性50歳）
・毛穴が開いているので色で埋めずに光で反射できるようなものがいい。（女性26歳）
・香料入りが気持ち悪くなるので、もっと無香料の商品が増えて欲しい。せっかく効能は良くても、香りが強くて使えないことが多々ある。（女性37歳）
・肌はもちろん、環境にも優しいものをつくってほしい。化粧品の容器のリサイクルに取り組んでほしい。化粧品で肌が荒れたことがあるので、お試しセットがあると有難い。（女性42歳）
・いくつになっても可愛い女性になれるような化粧品の開発を頑張ってほしい。（女性44歳）
・対面の化粧品売り場が、うっとおしいので、改善して欲しい。顧客名簿が未だに、アナログで、行く度に書き直したり、お肌の悩みを聞かれたり、正直面倒。さくっと、自分の欲しいものだけ、お得に買いたい。必要ないものまで買わされそうで、怖いイメージがある。（女性51歳）