【 味噌 】に関するアンケート調査（第4回）

味噌が好きな人は、「好き」「どちらかといえば好き」を合わせて9割弱です。「好き」と回答した人は5割弱、高年代層で高く、男性10〜30代で低くなっています。

味噌を料理に週4〜5回以上使う人は4割弱、女性や高年代層で高くなっています。週1回以上は7割強です。使用頻度は東北や北陸で高く、「ほとんど毎日」が各3割強、週4〜5回以上が5割前後となっています。

使っている味噌のタイプは（複数回答）、「米みそ・こうじみそ」が味噌使用者の55.5%、「合わせみそ」が32.2%、「赤みそ」「白みそ」「だし入り」が2割前後です。北海道では「白みそ」、中部では「赤みそ」「八丁味噌」、四国では「麦みそ」が他の地域より高くなっています。中部では「赤みそ」が1位です。

家にある味噌の種類数は「1種類」が味噌使用者の53.4%、北海道や北陸では各60%台となっています。2種類以上は4割強、中部や近畿では5割を超えます。

味噌を使う料理は（複数回答）、「味噌汁」が味噌使用者の96.6%、「鍋物」「炒め物」「煮物、煮込み料理」が3割前後です。東北では「おにぎり」、中部では「揚げ物」「ゆでたもの・蒸したものにつける」が他の地域より高くなっています。

使用している味噌のメーカーは（複数回答）、「マルコメ」が味噌使用者の39.6%、「ハナマルキ」が27.4%で上位2位です。北海道・東北では「かねさ」、中部では「イチビキ」「マルサンアイ」、九州では「フンドーキン醤油」の比率が高くなっています。

味噌購入時の重視点は（複数回答）、「味」が味噌使用者の71.8%、「価格」が42.1%、「味噌の種類」が36.6%、「原材料」「大豆の種類」「容量、サイズ」「食べ慣れている」が各20%台です。北海道では「だし入りである」、中部では「味噌の種類」がやや高くなっています。

・母の故郷と父の故郷、また地元と3つ、使い分けている。（男性29歳）
・味噌に貼り付けるようにラップをして保存している。空気に当たる面を少なくするのが良いらしい。（男性32歳）
・家族みんなが好きな味、なじみのある食べなれたブランドのもの、調理しやすい形状の容器、お手頃な値段、以上の点を気にして購入します。（男性47歳）
・チューブ入りタイプが使い易いためチューブ入りの購入が増えました。大容量のチューブ入りがあれば、より便利と思います。（男性69歳）
・安くても味が薄いと減りも早いので、ある程度しっかり味付けができるものを選ぶようにしている。（女性26歳）
・市販の容器のまま保管しているので、乾いてしまわないうちに使い切るよう気をつけている。（女性32歳）
・いつも余らせてダメにしてしまうので、なるべく小さいものを買う。（女性43歳）
・コクがあって美味しいこと。2種類以上を合わせて使うこと。大きめの容器に2種類のみそを入れて、冷蔵庫で保存。（女性74歳）