【 オーディオブック 】に関するアンケート調査

直近1年間の読書状況は（複数回答）、「紙の書籍を購入して読んだ」が43.7%、「紙の書籍を図書館などで借りて読んだ」が21.2%です。「電子書籍サービス・無料を利用して読んだ」「電子書籍サービス・有料を利用して読んだ」は各10%台となっています。

オーディオブックの認知率は45.0%です。「どのようなものか内容を知っている」は13.9%、男性10・20代では2割強となっています。

直近1年間にオーディオブックのサービスを利用した人は約4%です。10・20代では1割となっています。

オーディオブックの利用場面は（複数回答）、「自宅でくつろいでいるとき」「通勤・通学」「移動中」が直近1年間のサービス利用者の3割前後です。女性では、「家事をしながら」「寝る前」がやや高くなっています。

オーディオブックの利用理由は（複数回答）、「移動中や、すき間時間に利用できる」が直近1年間のサービス利用者の38.5%、「他のことをしながら読書ができる」「本を持ち歩かなくてよい」「スマートフォンで利用できる」が3割前後です。

オーディオブックの利用意向者は、「利用したいと思う」「やや利用したいと思う」を合わせて1割強です。女性10・20代では約25%、男性10・20代や女性30代では各2割弱となっています。どのようなものか知っている人では4割弱です。直近1年間のサービス利用者では約75%、利用未経験者では1割となっています。非利用意向者は6割弱です。

オーディオブック利用意向者のサービス利用時の重視点は（複数回答）、「月額料金」「無料で聴けるコンテンツの充実度」が各5割強、「無料体験・お試し期間の有無」「利用できる本の数、配信数」が4割前後となっています。「無料体験・お試し期間の有無」「好みの音声、好きなナレーターの音声」は、女性で比率が高くなっています。

＜利用したいと思う＞子どもに読み聞かせとして使えるかもしれない。（女性46歳）
＜利用したいと思う＞視力が落ちて眼も疲れやすく活字を追うのがしんどくなってきた。オーディブルなら本に親しむことができる。（女性60歳）
＜利用したいと思う＞音で聞くことができるので、朗読するときの抑揚や高低などから物語の情景や気持ちの起伏が伝わってくる。（男性73歳）
＜利用したいと思わない＞耳で聞いても内容があまり頭に残らないような気がするため。また、自分で黙読したほうが早いのではと感じるから。（女性26歳）
＜利用したいと思わない＞ためになるものを選んでいるが、そのせいかあまりのめりこめない。ナレーションがうまくない場合がある。（男性52歳）
＜利用したいと思わない＞集中していないと聞き逃してしまうので、自分のペースで読めない。（男性52歳）
＜どちらともいえない＞好きな声優さんと読みたい本が一致すれば、購入を考えると思います。（女性45歳）
＜どちらともいえない＞本はやはり目で読みたい気持ちはある。だが暗い場所や何かをしながらでも聴けるのは大きな利点だから。（女性53歳）