【 お寿司 】に関するアンケート調査（第4回）

寿司を食べる頻度は、「月に2〜3回」「月に1回程度」がボリュームゾーンです。月に1回以上食べる人は6割強となっています。高年代層で頻度が高い傾向です。

好きな寿司のネタは（複数回答）、「まぐろ（中とろ）」「サーモン」「エビ、甘エビ」「まぐろ（赤身）」「いか」が寿司を食べる人の5〜6割です。「まぐろ」「こはだ」は男性、「サーモン」は女性や若年層、「エビ、甘エビ」は女性や高年代層で高くなっています。

食べる寿司のタイプは（複数回答）、「購入したもの」が寿司を食べる人の79.2%、「外食・回転寿司」が65.2%、「自宅で手作りしたもの」が25.0%です。「外食・寿司屋」「出前・デリバリー、宅配サービス」は各10%台となっています。2018年調査と比べて、「購入したもの」は増加、外食は減少しています。「自宅で手作りしたもの」は女性高年代層で高い傾向です。

自宅で寿司を食べるシーンは（複数回答）、「休日の夕食」が寿司を食べる人の60.0%、「平日の夕食」が42.3%、「休日の昼食」「自分や家族が食べたい」が3割前後です。女性では、「自分や家族が食べたい」「食事を作るのが面倒・時間がない」の比率が高くなっています。

購入した寿司を食べる人に、どのような店で寿司を購入するかを聞いたところ（複数回答）、「スーパーの店頭」が86.3%、「回転寿司の店舗でテイクアウト」が35.3%、「持ち帰り寿司店、テイクアウト専門店」が26.1%です。2018年調査と比べて、「回転寿司の店舗でテイクアウト」は増加しています。「デパート」は、女性高年代層で高くなっています。

寿司購入時の重視点は（複数回答）、「具材・ネタの種類」「価格」「味」が寿司を買う人の6〜7割です。「分量・ネタの個数」「鮮度」「いろいろな種類が入っている」が各30%台で続きます。「具材・ネタの種類」「鮮度」は、女性や高年代層で高い傾向です。

・調理時間経過してシャリがパサパサだと腹が立つ。ネタがありふれたやつが多い。（男性25歳）
・醤油を入れる小皿を別に用意するのが面倒くさい。たまに醤油を入れるスペースが作ってある蓋があるけど、あれがもっと浸透すると良い。（男性32歳）
・よりリーズナブルで、よりボリュームがあるとよい。（男性45歳）
・最近はわさび抜きがほとんどなので、別途わさびを付けて食べるのが面倒くさい。（男性55歳）
・持って帰る頃にはカピカピになっていること。もっとガリを食べたいが、店で食べるときより少量しか食べられないこと。（女性27歳）
・スーパーのお寿司はシャリが大きい事がたまたまあって、小食なのですぐにお腹いっぱいになってしまう。なので回転ずしのように食べやすいシャリが小さめのお寿司をどこでも置いてくれたらいいのにな、と思う。（女性28歳）
・特に不満は無いが、作った時間を明記してほしい。（女性54歳）
・気をつけていても、家に持ち帰ったときに、にぎり寿司がひっくり返っていることがよくあるので、容器にもう少し工夫が欲しい。（女性64歳）