【 お酒の飲用 】に関するアンケート調査（第5回）

お酒を飲む人は7割、過去調査と比べて減少傾向です。週1日以上の飲用者は5割強となっています。

お酒を飲むときに最初の一杯に飲むものは、「ビール」がお酒飲用者の46.9%、「新ジャンルビール」「サワー、チューハイ」が各1割強です。「ビール」は男性で比率が高くなっています。「サワー、チューハイ」は女性や若年層で高く、女性20・30代では1位です。

ここ1年、お酒を一緒に飲むことが多い人は（複数回答）、「配偶者（夫・妻）」がお酒飲用者の40.8%、「友人（同性同士）」が15.2%です。2018年調査と比べて、「自分ひとり」は増加、「友人（同性同士）」「友人（異性含む）」「職場の同僚・上司」は減少しています。

お酒を飲む人に、ここ1年お酒をどこで飲むことが多いかを聞きました。「自宅や友人宅など、家で飲むことが多い」が84.6%です。「どちらかといえば自宅や友人宅など、家で飲むことが多い」と合わせ、家で飲むことが多い人は9割強となっています。外で飲むことが多い人は8%、2018年調査と比べて大幅に減少しています。

家でお酒を飲むのはどのような気分の時かを聞いたところ（複数回答）、「リラックスしたい」がお酒飲用者の50.2%、「ゆったりとした時間を過ごしたい」「リフレッシュ・気分転換したい」が3〜4割です。外では（複数回答）、「リフレッシュ・気分転換したい」「一緒に飲む人と打ち解けたい」「語り合いたい」が各20%台となっています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、お酒の飲み方で変化したことは（複数回答）、「家でお酒を飲む時間が増えた」「お酒を飲む頻度が減った」がお酒飲用者の各20%台、「一人で飲むことが増えた」「お酒にかける金額が減った」が各10%台です。女性20・30代では、「お酒を飲む頻度が減った」がやや高くなっています。

・家のみでも充分なのがわかった。人に気をつかわないのがいい。（男性25歳）
・外食店で生ビールが提供されなくなったので、コンビニや酒屋で季節限定ビールや地ビールを探して飲むようになった。（男性37歳）
・職場等の飲み会が一切なくなった為、家以外で飲む機会が激減した。（男性44歳）
・コロナ以前は週に2度ほどだった外呑みがほとんどなくなり、コロナ以前は週に1度ほどだった家呑みが週に2〜3度に増えた。（男性66歳）
・ノンアルコールカクテルが用意されてるので、そちらを飲むことが多くなった。（女性28歳）
・職場で外食禁止令が出ているので週末は自宅で一人で飲んでいる。（女性30歳）
・家でも本数を減らしたり、お酒の代わりに高いフルーツジュースなどにした。（女性37歳）
・お酒の消費量が増えました。会話しないで飲むと酔わないため。（女性58歳）