【 ネット証券の利用 】に関するアンケート調査（第23回）

株式売買の経験者は、「現在も売買をしている」「現在は売買をしていないが、以前はしていた」を合わせて4割です。「現在も売買をしている」は28.6％、男性40〜70代では各4割弱となっています。

現在、インターネットで株式売買をしている人は25.3%です。株式を現在も売買している人の9割弱となっています。

インターネットでの株式売買経験者が、取引したことがある証券会社は（複数回答）、「SBI証券」が39.2%、「楽天証券」が31.4%、「野村證券」「マネックス証券」「松井証券」などが各10%台です。2017年以降「楽天証券」が増加しています。

主にインターネット取引をしている証券会社について満足度を聞いたところ、「満足」と回答した人は『SBI証券』主利用者で41.8%、『楽天証券』主利用者で38.4%、『松井証券』『SMBC日興証券』主利用者で各3割強となっています。「満足」「やや満足」を合計した比率をみると、『SBI証券』『松井証券』主利用者で各9割弱、『楽天証券』主利用者で8割強です。

インターネットでの株式売買経験者に、直近1年間に投資資金がどう変化したかを聞きました。増加した人は4割強、2019年・2020年調査と比べて増加しています。減少した人は2割弱、「ほとんど変わらない」は30.8%となっています。

今後、インターネットで株式売買をしようと思っている人は3割強、2019年調査以降増加傾向です。インターネットで株式売買を、現在もしている人では9割強、以前はしていた人では4割弱、したことがない人では約8%となっています。

インターネットでの株式売買意向者が、取引する時に重視することは（複数回答）、「取引手数料が安い」が74.1%、「セキュリティが信頼できる」「口座開設などの手続が簡単」が各30%台です。 「ホームページがわかりやすい」「セキュリティが信頼できる」は女性、「口座開設などの手続が簡単」「スマートフォンでの取引がしやすい」は若年層で比率が高くなっています。

＜SBI証券＞手数料が安いこと、提携銀行との連携が良く資金の管理が容易なこと。（男性68歳）
＜SBI証券＞手続きが簡単。手数料が安い。情報量が多い。（四季報を買わなくても情報が得られる）20年近く利用しているので安心。（女性55歳）
＜楽天証券＞楽天銀行を利用しているので、連携しやすいから。（女性42歳）
＜楽天証券＞元々楽天のユーザーであり、楽天ポイントが貯まるので、楽天証券にしようと思ったきっかけがあります。（男性33歳）
＜松井証券＞少額の取引なら手数料が要らなかったので利用し始めた。（女性40歳）
＜野村證券＞管理体制がしっかりしている。注文内容におかしな所があると直ぐに確認の連絡が来る。WEBサイトでの情報が豊富。（男性56歳）
＜野村證券＞長期投資なので、硬いところがいいかなと。（女性75歳）
＜マネックス証券＞セキュリティーがしっかりしていることと、操作性が良いから。情報量も多く売買しやすいから。（女性61歳）