【 雑誌 】に関するアンケート調査（第6回）

雑誌を読む人は約36%です。女性若年層では、他の層よりやや低くなっています。1ヶ月あたり1〜3冊読む人は、雑誌を読む人の約76%です。

雑誌の購入者は2割強、1ヶ月あたり「1冊くらい」が11.6%です。女性30代では、「雑誌はほとんど購入しない」が約86%と他の層よりやや高くなっています。

雑誌購入者が、直近1年間に購入した雑誌は（複数回答）、「趣味・教養誌」「ビジネス・実用雑誌」「総合週刊誌」が各2割弱です。男性30・40代では「ビジネス・実用雑誌」「コミック誌・マンガ雑誌」、女性40〜70代では「女性ファッション・ライフスタイル誌」「家庭情報・料理雑誌」が上位2位となっています。購入冊数が多い層では、「総合週刊誌」「コミック誌・マンガ雑誌」の比率が高い傾向です。

雑誌の購入場所は（複数回答）、「大型書店」が購入者の56.0%、「オンライン書店」が30.0%、「コンビニエンスストア」が27.4%となっています。過去調査と比べて、「オンライン書店」が増加傾向です。女性30代では「コンビニエンスストア」「スーパーの雑誌コーナー」、女性60・70代では「定期購読で送られてくる」の比率が高くなっています。

直近1年間に電子書籍の雑誌を利用した人は2割弱です。利用したものは（複数回答）、「無料で読める電子書籍版の雑誌を読む」が10.7%、「定額制で、雑誌が読み放題の電子書籍サービスを利用」「1冊ずつ購入するタイプの電子書籍版の雑誌を購入」が各5%です。女性10・20代では、「定額制で、雑誌が読み放題の電子書籍サービスを利用」が他の層よりやや高くなっています。

直近1年間に電子書籍の雑誌を利用した人の重視点は（複数回答）、「月額料金」「無料お試しの充実度」「読みたいジャンルの充実度」が各30%台、「取扱い数の充実度」が27.1%です。「アプリやサイトの使いやすさ」は、女性で比率が高くなっています。定額制読み放題利用者では、「月額料金」「取扱い数の充実度」が上位2位です。

電子書籍の雑誌を利用したい人は約36%です。若年層で比率が高く、10・20代では5割弱となっています。直近1年間に電子書籍の雑誌を利用した人では9割強、非利用者では2割強です。 利用したいものは、「無料で読める電子書籍版の雑誌を読む」が23.1%、「定額制で、雑誌が読み放題の電子書籍サービスを利用」が5.7%、「1冊ずつ購入するタイプの電子書籍版の雑誌を購入」が5.1%となっています。

『定額制（有料）』
　・読み終わった雑誌の処分をしなくてすむから。（男性56歳）
　・買うまでではないが、数ページだけ読みたい雑誌が複数あるので、サブスクを試してみたい。（女性52歳）
『無料で読める』
　・スマホでは見にくいからあまり進んで見ようとは思わないが、知りたい情報が無料で知れるなら、頑張って見ようと思います。（女性37歳）
　・電子版で読んで紙の雑誌の購入の有無を決めるので。（女性55歳）
『1冊ずつ購入』
　・読みたい雑誌は決まっているが、その月のテーマによって、絶対読みたい!時と、どっちでもいいか〜と思う月があるから、一冊ずつ購入する方が良い。（女性58歳）
　・定額制で元が取れたと思うほどは読まないと思うが、時々読みたい雑誌はあるので。（女性45歳）