【 スマートフォンでの音楽利用 】に関するアンケート調査（第5回）

自宅で音楽を聴く人は8割弱です。聴く機器は（複数回答）、「パソコン」が40.5%、「スマートフォン」が32.4%、「ラジカセ、CD・MDプレーヤー」が16.6%です。「スマートフォン」は10・20代では7割強、iPhone利用者では5割強となっています。

自宅以外で音楽を聴く人は約66%、10・20代では8割弱です。聴く機器は（複数回答）、「カーナビ、カーオーディオ」が32.3%、「スマートフォン」が28.7%となっています。過去調査と比べて「スマートフォン」は増加傾向、「デジタルオーディオプレーヤー・MP3プレーヤー」は減少傾向です。

スマートフォンで音楽を聴く人は約45%、過去調査と比べて増加傾向です。10・20代では8割強、30代では6割弱となっています。また、iPhone利用者では約66%みられます。
10・20代では週1回以上聴く人が7割弱、「ほとんど毎日」が3割強と他の層より頻度が高くなっています。

スマートフォンで音楽を聴く人の音源は（複数回答）、「動画共有サイト」が41.6%、「購入したCDから取り込んだもの」「音楽ダウンロードサービスから、有料でダウンロード・保存したもの」「音楽ダウンロードサービスから、無料でダウンロード・保存したもの」が各20%台となっています。過去調査と比べて、「動画共有サイト」「定額制音楽配信サービスを利用」は増加傾向、「購入したCDから取り込んだもの」「レンタルや借りたCDから取り込んだもの」は減少傾向です。

スマートフォンで音楽を聴く人に、どのようにして聴くかを聞いたところ（複数回答）、「イヤホンを接続する（ワイヤレス以外）」が44.6%、「何も接続しないで、スマートフォン本体内蔵のスピーカーで聴く」が42.6%、「ワイヤレススピーカーやワイヤレスイヤホン・ヘッドフォンをBluetoothで接続する」が29.7%です。
「何も接続しないで、本体内蔵のスピーカーで聴く」は増加傾向、女性で比率が高くなっています。「ワイヤレススピーカーやワイヤレスイヤホン・ヘッドフォンをBluetoothで接続する」も2016年以降増加、男性10〜30代では各4割強となっています。一方、「イヤホンを接続する（ワイヤレス以外）」は2018年から減少しています。

スマートフォンで音楽を聴く理由は（複数回答）、「移動中に聴きたい」がスマホで音楽を聴く人の48.1%、「いつも持っている」「操作しやすい」「持ち歩く機器が1つで済む」が各2割弱です。過去調査と比べて、「移動中に聴きたい」「いつも持っている」は減少しています。

スマートフォンで音楽を聴く人の聴く場面は（複数回答）、「自宅でくつろいでいるとき」が51.5%、「掃除、洗濯、料理などの家事をしながら」「通勤・通学中」「車の中」「歩きながら」「電車やバスなど公共交通機関」が各2割弱です。
女性では「掃除、洗濯、料理などの家事をしながら」、女性10・20代では「歩きながら」の比率が高くなっています。ほとんど毎日聴いている層では、「自宅でくつろいでいるとき」が他の層より高くなっています。

『スマートフォンで音楽を聴く』
・iPhoneだと充電しながらイヤホンをさせないこと。（男性19歳）
・カメラアプリを起動するときに音がブツブツ途切れる事。（女性28歳）
・スマホ本体を買えるとプレイリストを1から作り直さないといけないところ。（男性36歳）
・作業しながら聞くときはポケットに入れたりするので、何かが操作画面があたって勝手に操作されてしまう事があり、曲が飛んだり代わったり、止まったりするのが困る。ブルートゥースで聴いていて、距離が離れるとプツプツ切れてしまって残念。（女性57歳）
『スマートフォンで音楽を聴かない』
・家にいる時はパソコンで聴けますし、外出時は車で聴いているので、スマホで再生する機会がないです。（女性53歳）
・外出時、移動時に音楽を聴いていることは、注意が散漫になり危険な行為だと思うから。（男性70歳）
・電池がなくなったら困るのと、容量をできるだけ空けておきたいからスマホで音楽は聴かない。（男性38歳）
・スマホは音楽を聴く以外の目的で使用していることが多いため音楽は別の方法で聴いている（男性48歳）