【 オンラインサービスの利用 】に関するアンケート調査

新型ウイルス感染拡大による、オンラインサービスの利用状況の変化は（複数回答）、「頻度や量、金額などが、以前より増えたオンラインサービスがある」が30.3%、「以前は利用していなかったが、新たに利用し始めたオンラインサービスがある」が26.3%となっています。

新型ウイルス感染拡大の影響で、新たに利用し始めたオンラインサービスは（複数回答）、「オンラインショッピング」が9.3%、「テレビ電話、ビデオ通話」が7.2%、「動画配信サービス」が4.6%です。男性10・20代では「フリマアプリ、ネットオークション」、女性10・20代では「動画配信サービス」「コンサートやイベント、舞台などのライブ配信の視聴」「デリバリー・出前のオンライン注文・予約」の比率が高くなっています。

新型ウイルス感染拡大の影響で利用し始めたサービスがある人に、開始した理由を聞いたところ（複数回答）、「人との接触や外出を控えるため」が34.8%、「簡単に利用できる」「気軽に利用できる」「自宅にいる時間が長くなった」が各2割強です。男性30代では、「人との接触や外出を控えるため」が他の層より低くなっています。オンラインサービスを積極的に利用しない層では、「必要に迫られてやむを得ず」の比率が高くなっています。

以前から利用していたが、新型ウイルス感染拡大の影響で利用頻度・量・金額が増えたオンラインサービスは（複数回答）、「オンラインショッピング」が19.5%、「動画共有サイト」「動画配信サービス」「テレビ電話、ビデオ通話」が4〜5%です。「オンラインショッピング」は10・20代、「動画共有サイト」「動画配信サービス」は男性10・20代で高くなっています。

新型ウイルス感染拡大の影響で、オンラインショッピングで買う頻度・量・金額が増えたものは（複数回答）、「食料品、飲料、アルコール」が18.3%、「衣料品」が10.1%、「生活用品」「書籍・雑誌」が各7%となっています。

新型ウイルス感染拡大の影響で利用し始めたり、利用頻度等が増えたオンラインサービスがある人に、収束後も利用継続したいサービスを聞いたところ（複数回答）、「オンラインショッピング」が46.8%、「テレビ電話、ビデオ通話」「動画配信サービス」「動画共有サイト」が各1割強となっています。

・ニュースアプリの利用が増え、色々なニュースをリアルタイムで知ることができた。（男性28歳）
・オンライン会議などは移動の時間も省けるし、余計な雑談も省けるので、時短になる。（男性38歳）
・今まで以上にネットサービスが充実して、ネットショッピングなどは、前よりも早く商品の配達がされるようになった気がする（男性46歳）
・濃厚接触者になってしまったとき、一人暮らしなので周りに買い物を頼める人がいなかったが、ネットスーパーの非対面配達サービスが非常に役立った。（女性23歳）
・オンラインLIVE配信を何度か利用しましたが、会場で見るよりもアイドルの顔が鮮明に見えるので、これはこれで新しい楽しみ方だなと思えた。（女性24歳）
・直接会えなくてもテレビ通話で話すと気持ちがほっとする。（女性31歳）
・これまでは、仕事などの都合でコンサートには行けなかったがコロナの影響で行きたかったコンサートがオンラインで開催されることになり、自宅で見られた。（女性46歳）
・プリンターの調子が悪かった時にネットプリントのサービス。（女性52歳）