【 果汁入り飲料 】に関するアンケート調査（第12回）

市販の果汁入り飲料の飲用者は7割弱です。週1回以上飲む人は2割弱、男性10〜30代でやや高くなっています。

果汁入り飲料飲用者が直近1年間に飲んだ銘柄は（複数回答）、「なっちゃん」「トロピカーナ」「ウェルチ」「バヤリース」が各2割強です。「小岩井 純水りんご/ぶどう/みかん」は、若年層で比率が高くなっています。

果汁入り飲料の飲用場面は（複数回答）、「おやつの時」「のどが渇いたとき」が飲用者の3割前後、「くつろいでいるとき」「リフレッシュしたいとき」「朝食時」「お風呂あがり」「甘いものがほしいとき」が2割前後です。「甘いものがほしいとき」は女性若年層、「夕食後」は男性10・20代で高くなっています。「朝食時」は、『朝のフルーツこれ一本』『朝1本のビタミンフルーツ 1日分のビタミン12種』主飲用者で1位です。

果汁入り飲料を選ぶ際の重視点は（複数回答）、「味の好み・おいしさ」が飲用者の7割強、「価格」「入っている果実の種類」が各4割弱、「果汁の濃度」が3割弱です。『なっちゃん』『ニチレイアセロラ』『Qoo』主飲用者では、「果汁の濃度」の比率が低くなっています。

果汁入り飲料に期待することは（複数回答）、「健康によい」「果汁100％」「ビタミンなどの栄養素が摂取できる」が飲用者の各30％台で上位3位です。「美容によい」「果汁100％」は、女性で比率が高くなっています。若年層では「甘い」が高く、「健康によい」は低い傾向です。『トロピカーナ』『Dole』主飲用者では「果汁100％」、『なっちゃん』『Qoo』主飲用者では「すっきりしている」が1位となっています。

市販の果汁入り飲料の飲用意向は6割弱、女性や若年層で高い傾向です。月数回以上の飲用者では9割前後、非飲用者では9％となっています。

・飲んだその場ではすっきりするが、しばらくするとすぐに喉が乾いてくる。（男性25歳）
・果汁飲料が本当に体にいいのかエビデンスを示してもらわないと糖質が高かったり思わぬ落とし穴があるので不満です。（男性36歳）
・どうしてもカロリーが多いところ。美味しいけど躊躇してしまう。（男性43歳）
・人工甘味等を使用しているようなまがい物のジュースの販売。（男性71歳）
・100％ジュースはものによってはドロドロしていて味も濃すぎる。それなのにありがたがる風潮があること。（女性29歳）
・産直とかで買う本当の果汁100％は、めっちゃ値段が高くてびっくりする。（女性35歳）
・果汁が少なくても果汁入りと表記されている。（女性46歳）
・下の方に濃いのがたまってる。濃縮果汁還元だからしかたない?（女性52歳）