【 掃除機 】に関するアンケート調査（第６回）

掃除機で掃除をする人は全体の約85%です。掃除頻度は、「週2〜3回」「週1回」が2〜3割でボリュームゾーンです。週1回以上は全体の6割強、男性5割弱、女性8割弱となっています。女性高年代層で頻度が高い傾向です。ロボット掃除機主利用者では「週4回以上」が他の層より比率がやや高く、頻度が高いことがうかがえます。

所有掃除機のタイプは「キャニスター型（従来のタイプ）・紙パック式」が全体の49.4%、「キャニスター型（従来のタイプ）・サイクロン」「スティック型(スタンド)」が各30%台です。過去調査と比べ「スティック型(スタンド)」が増加傾向、「キャニスター型（従来のタイプ）・紙パック式」が減少傾向です。「キャニスター型(従来のタイプ)・紙パック式」は、若年層での比率が低い傾向です。

掃除機所有台数は「1台」が、掃除機所有者の48.3%、「2台」が32.2%です。20・30代の若年層では、「1台」の比率が他の層より高くなっています。ロボット掃除機主利用者、ハンディクリーナー主利用者では2台以上所有者の比率が、他の層より高くなっています。

主利用掃除機のメーカーは、「パナソニック」「東芝」「ダイソン」「日立」が各10%台です。過去調査と比べ、「ダイソン」が増加傾向です。

掃除機購入時の重視点を全員に聞いたところ、「本体価格」「吸引力」が各6割弱、「本体の大きさ・重さ」「ゴミの捨てやすさ」「メーカー・ブランド」「手入れのしやすさ」などが各4割です。いずれの項目も、女性の方が男性より比率が高く、特に「本体の大きさ・重さ」「ゴミの捨てやすさ」「手入れのしやすさ」などは、男女差が大きくなっています。主利用メーカー別にみると、ダイソン主利用者では「吸引力」が1位です。また、パナソニック主利用者では「メーカー・ブランド」、マキタ主利用者では「本体の大きさ・重さ」「電源コードの有無(コードレス)」「手入れのしやすさ」などの比率が、他の層より高くなっています。

今後最も購入したい掃除機のタイプは、「スティック型(スタンド)」が37.2%、「キャニスター型(従来のタイプ)・サイクロン」「キャニスター型(従来のタイプ)・紙パック式」が各20%台です。2017年調査と比べ「スティック型(スタンド)」の比率が増加、キャニスター型が減少傾向です。「スティック型(スタンド)」は女性での比率が高くなっています。現在主利用タイプと同じタイプの購入意向は、スティック型(スタンド)主利用者で7割弱で、他の層より比率が高くなっています。

◆パナソニック
・軽さ重視、しっかり長時間使いたいのでカードタイプで、吸い込み口をワンタッチで外せるので狭いところを掃除しやすいから。(女性 28歳)
・ゴミ捨てが簡単で、フルメタルで掃除機の掃除がほとんどいらなくて手間なしだから(女性 61歳)
・ダニなどが取れているかどうかわかるセンサーがあること(女性 48歳)
◆東芝
・店頭で試してみた結果、一番軽くて使いやすかったから。(女性 33歳)
・安くて、長く使えそう。先が細めで、色々な機能が付いてないシンプルなものだから。(女性 40歳)
・信頼できるメーカーの中で、掃除機の重量が一番軽かったから。(女性 56歳)
◆ダイソン
・吸引力があり、コードレスなので気軽に使えるから(女性 52歳)
・スティック型の掃除機といえばなんとなくダイソン(女性 46歳)
・吸引力が素晴らしいから。オシャレなデザイン。(女性 49歳)
◆日立
・大手メーカーで掃除機に関して実績のある会社だから(男性 37歳)
・紙パック式がすきで、値段と吸引パワーわよかっから(女性 55歳)
・料金的にお手ごろ感があり、吸収力も強かったから。(男性 50歳)
◆シャープ
・当時は、サイクロン式でイオン機能が付いている物が欲しかったから。(男性 41歳)
・キャニスター型でコードレス、その中でお買い得感があったのがシャープの製品だった。(男性 63歳)