【 Twitterの利用 】に関するアンケート調査（第10回）

　Twitter利用率(「登録しており、閲覧・フォローだけでなく、投稿や返信もしている」「登録しており、閲覧・フォローが中心」の合計)は3割弱です。これと、「登録しているが利用していない」をあわせた登録率は4割弱です。過去調査と比べ、利用率は微増傾向です。

　Twitterの利用意向者(「利用したいと思う」「まあ利用したいと思う」の合計)は25.0%、非利用意向者(「利用したいと思わない」「あまり利用したいと思わない」の合計)は56.1%です。2014年調査以降、利用意向者の比率が増加傾向です。利用意向者の比率は若年層ほど高い傾向で、10・20代6割、30代4割弱、40・50代2〜3割、60・70代1割強と、年代差が大きくなっています。
　
　

　Twitterへのアクセス頻度は、「1日1〜4回」が利用者の4割弱でボリュームゾーンです。1日1回以上アクセスする人は、利用者の6割です。10〜30代では7〜8割と高くなっています。1日10回以上のヘビーユーザーは利用者の1割強です。10・20代では各3割弱で、若年層でのアクセス頻度が高い傾向がうかがえます。

　Twitterでつぶやく人は、利用者の5割弱で、若年層ほど高い傾向です。過去調査と比べ減少傾向となっています。1日1回以上つぶやく人は、利用者の1割強です。10・20代は2割強で、若年層での頻度が高い傾向がうかがえます。また、投稿・返信をする『積極利用層』では4割弱となっています。

　Twitter利用目的は、「最新情報、リアルタイムでの情報収集」「有名人・著名人などのつぶやきを閲覧する」が利用者の各4割、「話題の出来事に関する情報収集」「リアルな(普段からの)友人・知人とのコミュニケーション」「ネット上の友人・知人とのコミュニケーション」などが各2割強なっています。「有名人・著名人などのつぶやきを閲覧する」などは女性での比率が高くなっています。「最新情報、リアルタイムでの情報収集」は、高年代層での比率が低い傾向です。
　

　直近1年間に行ったことでは、「つぶやき(ツイート)に貼られている企業サイトへのリンクに、アクセスする」「企業のTwitter公式アカウントをフォローする」「つぶやきに貼られている商品・サービス情報へのリンクにアクセスする」「Twitterと連動したキャンペーンに参加・応募する」が、Twitter利用者の各3割です。「つぶやき(ツイート)に貼られている商品・サービス情報へのリンクに、アクセスする」「企業のTwitter公式アカウントをフォローする」「Twitterと連動したキャンペーンに参加・応募する」などは、女性10〜40代での比率がやや高い傾向です。女性10・20代では「複数アカウントを保有し、用途によって使い分ける」が2割みられます。

（※カッコ内はTwitter利用状況） ◆利用したいと思う
・情報等をタイムリーに知る事が出来るので利用価値がある(男性 60歳 登録しており投稿や返信もしている)
・気軽である。リアルではなかなか出会えない趣味仲間が作れる(女性 24歳 登録しており投稿や返信もしている)
・つぶやく気はあまりないが、情報として閲覧はしたいと思う、商品の応募等には使用している(女性 45歳 登録しており、閲覧・フォローが中心)
◆利用したいと思わない
・フォローされたら返したりしなければならないやり取りが面倒そうだから(女性 31歳 知っているが、登録したことはない)
・色々気になって、たくさん読んで、時間があっという間に過ぎそうだから(女性 62歳 知っているが、登録したことはない)
・LINEとかフェイスブックでクタクタだから(男性 39歳 知っているが、登録したことはない)
◆どちらともいえない
・好きな芸能人のツイートは読みたいと思うけど、自分から情報を発信したいとは思わないからです(男性 45歳 登録しており、閲覧・フォローが中心)
・災害情報や興味のある情報を素早く知りたいが、セキュリティ面で不安がある(女性 37歳 知っているが、登録したことはない)