【 カーナビの利用 】に関するアンケート調査（第９回）

　カーナビの所有率は6割弱、自動車所有者（全体の7割強）の8割弱です。主利用カーナビのタイプは、「オーディオ一体型／2DIN」が44.0％、「インダッシュ」が3.4％、「ポータブル、オンダッシュ」が6.2％となっています。

　カーナビ本体とスマートフォンを連携して利用している人はカーナビ所有者の2割強です。連携利用していることは（複数回答）、「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」「スマートフォンのハンズフリー通話」が各10％台となっています。
　
　

　カーナビでルート案内以外でよく利用している機能・サービスは（複数回答）、「テレビ鑑賞（ワンセグ放送含む）」「音楽の録音・再生、編集、動画のダウンロード」「施設・観光地などの検索機能」「バックカメラ、後方確認カメラ」がカーナビ所有者の各3割です。ポータブル・オンダッシュタイプ主利用者では、「ルート案内以外はほとんど使用していない」が5割弱と高くなっています。

　自動車所有者のカーナビ利用意向は68.9％、2016年と比べて増加しています。利用意向者の購入時の重視点は（複数回答）、「価格」「操作の簡単さ」が各6割弱、「地図のわかりやすさ」「画面の見やすさ」「情報の精度」が4〜5割となっています。「操作の簡単さ」「画面の見やすさ」は、女性高年代層で比率が高い傾向です。

　自動車所有者に、スマートフォンやタブレットのカーナビアプリを利用しているかを聞いたところ、「車に乗る時は、ほぼ毎回利用する」が6.7％、「時々利用する」が23.0％、「あまり利用しない」が12.7％です。これらをあわせたカーナビアプリ利用者は、自動車所有者の4割強、自動車所有者でスマートフォン所有者の5割強となっています。また、アプリをインストールしている人は、スマートフォン所有者の6割強です。
　

『利用したい』
・見知らぬ土地に行くのに、これほど便利な機器はない。（男性69歳）
・スマホのカーナビは狭い道路を案内することが多く、精度に問題があるから。（男性31歳）
・スマホも同等の機能が備わっているが、画面が小さく、音声案内に頼る部分が大きいが、カーナビはドライバーの使用を考慮した画面サイズ、映像、操作方法になっていると思っているから。また、子供が車内で飽きずにいられるように、DVDやTVが見れるタイプのカーナビは魅力的だから。（女性36歳）

『利用したくない』
・紙の地図の方が全体的な経路イメージを持ちやすい。（女性42歳）
・古いiPhoneをカーナビにしている。前はカーナビ専用機を使っていたが、地図の更新が高価で面倒だし、文字入力や検索が不便だったのでやめた。新しい便利なのを買うより、iPhoneの方が手軽だしGoogleマップでPCと連携できるし、アプリも有料でも数百円なので。（女性42歳）
・高価過ぎる。ソフトの更新（買い替え）が必要。何年使えるか判らない（短命）。（男性56歳）

『どちらともいえない』
・ないよりはあったほうが良いと思うが、なくても不便はないから。（女性32歳）
・機能を使いこなせていないのでよくわからない。（女性38歳）