【 家で飲むお酒 】に関するアンケート調査（第３回）

　自宅でお酒を飲む人は7割弱です。男性や高年代層で比率が高く、女性20・30代では5割弱、男性40〜70代では7割強〜8割となっています。週1日以上の飲用者は5割弱、男性では6割、女性では4割弱です。

　自宅で一緒にお酒を飲む人は（複数回答）、「配偶者」が自宅での酒飲用者の4割強です。「一人で」は55.6％で微増傾向、男性30〜50代では各7割みられます。女性50〜70代では「配偶者」が5〜6割、「自分の子ども」が2割弱で他の層より高くなっています。

　自宅での1ヶ月あたりの飲み代は、「1000円以下」が自宅での酒飲用者の25.7％、「〜2000円」が15.0％です。3000円以下は合わせて5割強となっています。
　
　

　自宅で飲むお酒の種類は（複数回答）、「ビール」が自宅での酒飲用者の60.4％で最も多く、「ワイン」「サワー、チューハイ」「新ジャンルビール」が各30％台で続きます。過去調査と比べて、「発泡酒」が減少傾向です。男性20代や女性20〜40代では、「サワー、チューハイ」が5〜7割で1位に上がっています。また、「梅酒」は女性若年層、「ワイン」は女性高年代層、「焼酎・泡盛」「日本酒」は男性高年代層での比率が高い傾向です。

　自宅でお酒を飲むシーンは（複数回答）、「食事中」が自宅での酒飲用者の64.7％で最も多く、以下「くつろぎながら」「食事の後」「食事の前」「季節行事」が各2割で続きます。「食事の後」「くつろぎながら」は、20・30代で比率が高くなっています。飲用頻度が『ほとんど毎日』『週に4〜5日』の層では「食事の前」が高い傾向です。『日本酒』『焼酎・泡盛』主飲用者では「食事の前」、『洋酒』主飲用者では「寝る前」が高くなっています。

　自宅でお酒を飲む時の気分は（複数回答）、「お酒自体を楽しみたい」「食事を楽しみたい」が自宅での酒飲用者の各4割強、「ストレス発散」「リラックスしたい」「リフレッシュ・気分転換したい」が各3割弱となっています。「お酒自体を楽しみたい」は男性や女性30代、「ストレス発散」は20・30代、「リフレッシュ・気分転換したい」は女性20・30代で高い傾向です。女性50〜70代では、「食事を楽しみたい」が「お酒自体を楽しみたい」より高くなっています。

　店などの外ではなく、自宅でお酒を飲む理由は（複数回答）、「リラックスして飲める」「安く済む」が自宅での酒飲用者の5〜6割、「時間や服装などを気にしなくてよい」「自分のペースで、好きなように飲める」「飲みたいと思う時に、すぐ飲める」「他人に気を使わなくてよい」が3〜4割となっています。「安く済む」は男性、「晩酌が楽しみ」「習慣になっている」は男性60・70代で高い傾向です。『新ジャンルビール』『焼酎・泡盛』主飲用者では「安く済む」の比率が高くなっています。
　

・母親と梅酒を共有することがある。夏には梅酒を氷で割りひんやり感を味わいたい。（男性23歳）
・自分ひとりでインターネットをしながらお菓子をつまみにして飲む。（男性36歳）
・ビールの時は魚肉ソーセージや米菓、プロセスチーズをつまみにする事が多い。ここ最近は魚の缶詰をつまみにしながらをつまみにしながら焼酎を飲んでいる。（男性47歳）
・妻と二人で乾杯。妻の手料理に舌鼓を打ち、リラックスできるし、今日1日の情報交換する、そんなひと時が癒しの空間。（男性69歳）
・マグカップにお酒を作る。つまみは特にない。（女性23歳）
・子の寝かしつけが終わり、家事も済ませた所で一息つく、週末だけの楽しみです。（女性32歳）
・毎晩旦那様と晩酌しています。だいたいバラエティー番組を見ながら飲んでます。（女性33歳）
・ウイスキーのオンザロックを自家製の漬物などをつまみながら、タブレットで電子書籍（漫画や小説）や動画（映画やドラマ）を部屋で一人で見ながら飲むのがリラックスできて最近気に入っている。（女性46歳）