【 スキンケア 】に関するアンケート調査（第４回）

　スキンケアに対して関心がある人(「とても関心がある」「まあ関心がある」の合計)は全体の6割弱、男性3割強、女性8割強です。男性では、若年層で関心がある人の比率が高い傾向で、男性10〜30代では各5割となっています。女性10〜40代では「とても関心がある」が各3〜4割で、強い関心がある人の比率が高い傾向です。

　肌のトラブル・悩み事は（複数回答）、「シミ・そばかす」「乾燥」「しわ」が各3〜4割、「たるみ」「毛穴が目立つ」「くすみ」「ハリがない」などが各2割となっています。性年代別の上位項目をみると、男性10・20代は「にきび」「乾燥」、男性40代以上では「乾燥」「シミ・そばかす」が上位2位となっています。女性10・20代は「毛穴が目立つ」、女性30代以上では「シミ・そばかす」が各6割で1位です。
　
　

　肌のためにしていることがある人は全体の7割弱、男性5割、女性9割弱です。男性50代では「特に何もしていない」が5割強と高くなっています。「スキンケア用品を使用する」が39.0%で最も多く、女性では6割、男性で2割です。以下、「紫外線対策」「規則正しい生活」「睡眠を十分とる、夜更かししない」などが各2割強となっています。女性では「紫外線対策」が4割強、「肌に負担のかからない化粧品を使用する」「肌の保湿」などが各3割など、女性での比率が高い項目が多くなっています。男性では「スキンケア用品を使用する」「規則正しい生活」「睡眠を十分とる、夜更かししない」が上位3位です。

　スキンケア用品使用者が、スキンケア用品に期待する効果は「保湿効果」が41.2%、「肌のハリ・ツヤのアップ」「アンチエイジング」「肌をなめらか・つるつるにする」などが各20%台です。「肌のハリ・ツヤのアップ」「アンチエイジング」「しわ改善・予防」「美白・ホワイトニング」「保湿効果」などは女性での比率が特に高くなっています。「にきび改善・予防」などは若年層、「毛穴の汚れ除去」「肌のキメ細かさの改善」などは女性若年層での比率が高い傾向です。
　

　スキンケア用品購入時の重視点は「肌との相性」「効能・効果」「使用感」「品質・成分」などが、使用者の各4〜5割です。上位3項目は、女性5〜6割、男性3〜4割で、女性での比率が高くなっています。また、女性若年層では「肌との相性」「値段の安さ」など、女性高年代層では「安全性」などの比率が高くなっています。

　スキンケア用品の1ヶ月あたり購入費用は、「500〜1000円未満」がボリュームゾーンです。1000円以上の比率は女性50〜70代で高く、他の層より費用をかけている傾向がうかがえます。

（※カッコ内はスキンケア関心度）
・規則正しい生活をするように気をつけている(男性 24歳)
・肌が乾燥しないようにクリームを多めに塗る。(男性 31歳 とても関心がある)
・ひげそりで肌をなるべく傷つけないようにしている(男性 29歳 まあ関心がある)
・見られていることを意識すればそれなりに気を付けるようになると思います(男性 42歳 あまり関心がない)
・こすったりする等、洗い過ぎないように気をつけている。(男性 45歳 とても関心がある)
・不必要に皮脂を落とさないように注意している。(男性 60歳 あまり関心がない)
・カサカサにならないようにしっかりと保湿をしている(女性 24歳 とても関心がある)
・朝晩毎日の手入れを怠らないことに気をつけている。(女性 72歳 まあ関心がある)
・成分をチェックしている。顔はこすらない必要なものを自分でチェックして買う(女性 34歳 とても関心がある)
・あまり神経質にならないように気を付けています(女性 42歳 まあ関心がある)