【 衣料品の購入 】に関するアンケート調査（第６回）

　衣料品の購入頻度は「3〜4ヶ月に1回程度」「半年に1回程度」がボリュームゾーンです。過去調査と比べ、購入頻度の減少傾向がみられます。
　

　直近1年間の衣料品購入場所は、「衣料量販店(カジュアル衣料品店、紳士服店など)」「ショッピングセンター・モール」「スーパー(イトーヨーカドー、イオン等)」「インターネットショップ」が衣料品購入者の各3〜4割です。購入頻度が1ヶ月に1回以上と比較的高い層では「ショッピングセンター・モール」「インターネットショップ」が上位2位です。
　

　直近1年間衣料品購入者の1ヶ月あたりの平均購入金額は「1000円〜3000円未満」「3000円〜5000円未満」が各20%台でボリュームゾーンです。1ヶ月あたり5000円以上購入者は衣料品購入者の約35%、3000円未満購入者は約4割です。

　店舗での衣料品購入時の重視点をたずねたところ、「品揃えが豊富」「値段が安い」が直近1年間購入者の各4〜5割、「商品が探しやすい・見やすい」「デザインの種類が豊富」が各3割強、「店内に気軽に入れる」「サイズ構成が幅広い」「店員に煩わされない(自分のペースで買い物ができる)」「アクセスがよい」が各20%台となっています。衣料量販店主利用者、古着店・リサイクルショップ主利用者では「値段が安い」が1位となっています。

　店頭ではなくインターネットで衣料品を買うのは「店頭よりも価格が安い」「たまたま欲しいものを見つけた」が、インターネットでの購入者の各30%台、「自分の都合の良い時に購入したい(夜間など)」「店に行けない・行くのが面倒」「色やサイズ等がわかっているものを買う」「クーポンやポイントが使える、たまる」などが各20%台です。

　衣料品購入時の参考情報は、「店頭のディスプレイ、マネキン」「店頭の商品、商品情報(POPなど)」など、店頭の情報が衣料品購入者の各3割弱、「折込チラシ、ダイレクトメール」「メーカーや店舗の公式ホームページ」「通販サイト・オンラインショップの商品紹介・レビュー」が各10%台です。 「店頭のディスプレイ、マネキン」は女性での比率が高くなっています。「個人・有名人のSNS、インスタグラムなど」は、女性10・20代で1割強みられます。
　

◆衣料量販店
・安価で品物が多い。うるさい店員さんがいない。気軽に入店できる。駐車場がある。(男性 68歳)
・ユニクロ。選びやすいしリーズナブル。トータルコーディネイトが簡単に決まるから。(女性 57歳)
・品揃えが豊富。サイズがバリエーションがある。(男性 58歳)
◆ショッピングセンター・モール
・通常の買い物と合わせて行けるところだから。(男性 53歳）
・いろいろなショップが入っていて、選択しやすいから。(男性 46歳)
◆インターネットショップ
・自分の年代に合った服を、手頃な値段で買えるショップが多い。(女性 47歳）
・子供が小さいのでゆっくり選べないからインターネットで探す。(女性 30歳）
・ショッピングモール等が自宅から遠いのでネットショッピングで購入する。(男性 37歳）
◆百貨店・デパート
・長く着ることを考えますので、試着をし、素材を確かめたくて、デパートで買うことが多いです。(女性 55歳）
・オフィシャルな服は使い慣れたブランドが安心できる(男性 61歳)