【 携帯電話会社のイメージ 】に関するアンケート調査（第17回）

　最もＣＭの印象がよいと思う携帯電話会社は、「au」が45.1％、「SoftBank」が19.0％、「NTTドコモ」が15.2％です。2016年以降、「au」が5割弱で推移しています。「au」は女性の比率が高く、女性50代以下では各50％台です。60・70代では、「SoftBank」がやや高くなっています。主利用携帯電話会社のＣＭが最も印象がよいと回答した人の比率をみると、au利用者では7割弱で、NTTドコモ利用者3割強、Softbank利用者4割弱を上回ります。
　

　最も先進的だと思う携帯電話会社は、「SoftBank」「NTTドコモ」が各20％台、「au」が2割弱です。「Y!mobile」は7.1％で、他のイメージ項目より比率が高くなっています。「その他」は23.4％で、過去調査と比べて増加しています。女性10・20代では、「SoftBank」が他の層よりやや高くなっています。

　最も信頼できる携帯電話会社は、「NTTドコモ」が46.6％、「au」が19.6％、「SoftBank」が10.5％です。「その他」は20.0％で、過去調査と比べて増加しています。10・20代では、「au」が高く、「NTTドコモ」が低い傾向です。

　最も機能が充実していると思う携帯電話会社は、「NTTドコモ」が36.5％、「au」「SoftBank」が各2割です。「その他」は24.3％で、過去調査と比べ増加しています。10・20代では「au」「SoftBank」がやや高く、「ドコモ」がやや低くなっています。

　最もデザインがよいと思う携帯電話会社は、「NTTドコモ」「au」が25〜26％、「SoftBank」が2割弱となっています。「その他」が28.2％で、過去調査と比べて増加傾向です。

　最も電波・回線がつながりやすいと思う携帯電話会社は、「NTTドコモ」が58.3％、「au」が17.0％、「SoftBank」が8.1％です。女性10・20代では、他の層と比べて「au」が高く、「NTTドコモ」が低くなっています。主利用携帯電話会社が最も電波・回線がつながりやすいと回答した人の比率をみると、NTTドコモ利用者では8割強、au利用者では5割弱です。SoftBank利用者では3割で、「NTTドコモ」（4割強）を選ぶ人の方が多くなっています。
　

　今後利用したい携帯電話会社は、「NTTドコモ」が32.3％、「au」が22.2％、「SoftBank」が12.5％となっています。「いずれもない」が2割弱です。女性10・20代では「au」が3割弱で、他の層より比率がやや高くなっています。継続利用意向は、NTTドコモ利用者やau利用者で7〜8割、SoftBank利用者やY!mobile利用者で5〜6割です。

『NTTドコモ』
・最も通信の品質が良いと思っているのでNTTドコモを選んだ。また、使いたいと思う機種がNTTドコモからしか出ていないことが多いという理由も大きい。（男性27歳）
・長年使っていて、いまさら変える気持ちが起きない。格安の会社もあるけれど、電波のよさやサポートなど、安心感を得るために、高くてもDOCOMOを選んでいます。（女性39歳）
『au』
・子供のころから使っているし、家族がみんなauだったので馴染みがある。結婚して主人もauに乗り換えたので、今後も変わらず使い続けると思う。（女性28歳）
・安いプランなど、お得なことを他社よりも早く取り組んでいるイメージ。（女性34歳）
『SoftBank』
・親が最初にそこを選んだのが一番な理由で、入ってみて、全体的に良い会社だなと思った。（女性18歳）
・現在まで長期間利用していて、特に不便を感じないから。インターネットがyahooなので、同じ系列のソフトバンクが便利かと。（女性60歳）
『Y!mobile』
・大手キャリアより利用料金が安いのでYモバイルで…。（男性31歳）
・月額料金が安くなったが不自由さはなかったから。（男性65歳）
『その他』
・かけ放題よりも、データ量を多く使いたいから。（男性37歳）
・格安の方が価格がダントツで安い。電波の繋がりにくさ、アフターケアのハンデを差し引いてもお得。（女性41歳）