【 医療保険の加入 】に関するアンケート調査（第11回）

　医療保険の加入者は7割です。「医療保険として単独で加入している」が35.1％、「生命保険の特約としての医療保障に加入している」が22.9％となっています。

　医療保険の加入や見直しを検討したいかを聞いたところ、「現在加入の医療保険を継続したい」（継続意向）は36.2％、加入・見直し意向（解約、追加加入、解約し再加入、新規加入）は1割となっています。医療保険加入者の継続意向は5〜6割、見直し意向（解約、追加加入、解約し再加入）は1割です。未加入者の新規加入意向は1割強となっています。
　
　

　主に加入している医療保険会社は、「アフラック」「県民共済」が1割強、「日本生命」「かんぽ生命」「全労済」「第一生命」が6〜7％となっています。

　主加入医療保険について「満足」の比率を見ると、『CO・OP共済』『県民共済』『三井住友海上あいおい生命』主加入者で各3割弱みられます。「満足」「やや満足」の合計値は、これらの3社では各7割弱、『メディケア生命』『東京海上日動あんしん生命』で各6割強と他の層より高くなっています。

　医療保険の加入経路は、「知り合いや紹介を受けた営業職員、販売員を通じて」が24.8％、「自宅や勤務先に訪問してくる営業職員、販売員を通じて」が18.2％となっています。『オリックス生命』主加入者では「ファイナンシャルプランナーなどの専門家を通じて」、『ソニー損保』主加入者では「インターネットで資料請求し、申込書を郵送」、『チューリッヒ生命』主加入者では「保険ショップ」が1位です。『アクサダイレクト生命』主加入者では「インターネットで申込み手続き」の比率が高くなっています。

　医療保険に加入する際に商品を選ぶポイントは、「月々の保険料が安い」（57.3％）がトップ、「病気での入院給付金日額が十分である」「十分な額の手術給付金がある」「日帰り入院も保障してくれる」が各20％台で続きます。「日帰り入院も保障してくれる」「商品内容がわかりやすい」は、女性40代以上で比率がやや高い傾向です。『オリックス生命』『チューリッヒ生命』『メディケア生命』『県民共済』『全労済』『CO・OP共済』主加入者では、「月々の保険料が安い」の比率が他の層より高くなっています。

　医療保険加入時にインターネットをどのように利用したいかを聞いたところ、「情報はネットで集めたいが、最終的には販売員などに相談して決めたい」が28.1％、女性20・30代で比率が高くなっています。「情報収集から相談、商品決定、申込みまで、すべてインターネットを利用したい」は24.2％、『アクサダイレクト生命』『ソニー損保』『県民共済』主加入者では4割〜6割と他の層より高くなっています。「インターネットは利用せず、最初から販売員などに相談して決めたい」は11.1％です。
　

『アフラック』
・加入した時に、価格と補償内容を考慮して一番自分の要望にあったから。（男性42歳）
・知人が加入していて、評判が良かったから。（女性44歳）
・がん保険でアフラックに加入しているので、医療保険も加入した。（男性65歳）

『県民共済』
・手軽な料金で掛け捨てだけど、主婦にはちょうど良い補償額で気に入っています。（女性49歳）
・支払いがスムーズで、余剰金は返金してくれるから。（女性65歳）
・ファイナンシャルプランナーに相談して、これが1番と聞いた。（女性42歳）

『日本生命』
・若い時に加入したが、おそらく何社かの中で内容が充実していたからだと思う。（女性64歳）
・会社で団体加入すると保険料が安かったから。（男性58歳）
・終身保険なので経営状態が健全・安心な大手を選択。友人の紹介。（女性66歳）