【 スマートフォンのカメラ機能の利用 】に関するアンケート調査（第５回）

　直近1年間に写真を撮った機器は（複数回答）、「スマートフォン」が56.5％、スマートフォン主利用者の9割です。スマートフォン以外では、「デジタルカメラ」が全体の46.6％、「携帯電話」が21.2％、「タブレットパソコン」は7.2％となっています。2013年以降、「スマートフォン」は増加、「デジタルカメラ」「携帯電話」は減少しています。
　

　直近1年間にスマートフォンで写真を撮った人のうち、週1回以上撮った人は約45％です。女性20・30代では各6割強となっています。撮影頻度は、「月に2〜3回」がボリュームゾーンです。

　直近1年間にスマートフォンで写真を撮った人が、撮影する被写体は（複数回答）、「風景：自然」「家族、子供」「食べ物、飲み物」「風景：街並み」が3〜4割です。「集合写真：自分も一緒に写る」「集合写真：自分は入らない」は各1割強となっています。「食べ物、飲み物」は、女性20代では6割強で1位にあがっています。30・40代は「家族、子供」、50代以上は「風景：自然」が1位です。女性50代以上では、「植物」の比率が高くなっています。

　直近1年間にスマートフォンで写真を撮った人のうち、インカメラで撮影した人は5割弱です。女性20代では7割強と他の層を上回ります。

　直近1年間にスマートフォンのインカメラ利用者が撮影した写真は（複数回答）、「自分ひとりの写真」「集合写真：自分も一緒に写る」が3〜4割、「家族、子供」が2割強です。「集合写真：自分も一緒に写る」は、女性20・30代では5〜6割で1位にあがっています。インカメラでの撮影頻度が『週に4〜5回』『週に2〜3回』の層では、「家族、子供」「ペット」「食べ物、飲み物」の比率が高い傾向です。
　
　

　直近1年間にスマートフォンで写真を撮った人のカメラ機能の重視点は（複数回答）、「手ブレ補正」「アウトカメラの画質」「逆光や、暗い所でもきれいに撮れる」「液晶画面の大きさ」が各20％台です。女性50代以上では、「操作のわかりやすさ」が最も多くなっています。女性20代では、「インカメラの画質」が他の層より高い傾向です。

　直近1年間にスマートフォンで写真を撮った人の写真の利用方法は（複数回答）、「スマートフォンの画面で鑑賞する」が38.3％、「メールに添付して送る」「ブログやSNSにアップロード」「パソコンの画面で鑑賞する」が2〜3割です。「ブログやSNSにアップロード」「アプリで、写真を加工する」は、女性若年層で比率が高くなっています。女性20代や撮影頻度が『ほぼ毎日』『週に4〜5回』の層では、「ブログやSNSにアップロード」が5〜6割で1位です。「メールに添付して送る」は、高年代層で比率が高くなっています。

・集合写真をインカメラで撮る時は、自分のスマホであっても写真を撮り慣れている人に撮ってもらう。（男性33歳）
・タイマー機能とかを使うことでシャッターのタイミングをわかりやすくしている。（男性33歳）
・あまりいじると余計にわからなくなって変になるのでシンプルに撮る。（男性40歳）
・明るさによって画像の色が違ってくるから、極力同じ条件を心がけている。（男性61歳）
・パーティー用のモードにして撮影すると明るくなる。（女性28歳）
・端にいる人が携帯を持ち全体が写るようにする。（女性20歳）
・アプリで最初から撮影します。普通のカメラは風景などに使ってます。（女性31歳）
・写真映りが悪いので自撮りのときは、目から上しか撮らない。（女性42歳）