自主企画アンケート結果

【 外貨預金 】に関するアンケート調査(第9回)

現在外貨預金をしている人は1割。利用意向は1割強で減少傾向、「わからない」が2011年以降増加
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、9回目となる『外貨預金』に関するインターネット調査を2017年5月1日〜5日に実施し、10,947件の回答を集めました。調査結果をお知らせします。
【調査結果】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=22611

<TOPICS>
外貨預金の利用経験者は2割、現在利用者は1割
外貨預金の利用意向は1割強で、過去調査より減少傾向。「わからない」が2011年以降増加。現在利用者の利用意向は7割弱、未経験者では約4%


  • 外貨預金の利用経験

     外貨預金の利用経験者は2割、「現在している」が10.1%、「以前していたが、現在はしていない」が10.3%となっています。利用者・利用経験者は、男性や高年代層で高い傾向です。現在利用者は、男性30代以上と女性50代以上で1割強みられ、また世帯収入が高いほど比率が高くなっています。
     外貨預金の利用経験


  • 外貨預金をしている金融機関、金額

     外貨預金をしている金融機関は、「住信SBIネット銀行」「三菱東京UFJ銀行」「新生銀行」「証券会社」「ソニー銀行」などが利用経験者の各1割です。

     現在利用者の外貨預金充当額は、日本円換算で「10万円〜50万円未満」「50万円〜100万円未満」「100万円〜200万円未満」が各2割となっています。50万円未満は合計3割強です。


  • 外貨預金の利用方法

     外貨預金の利用方法は、「金利がよいので、中長期間で保有し、金利差益を求める」が利用経験者の36.6%、「為替レートの変動を利用し、中長期間で保有し、為替差益を求める」が27.7%です。現在利用者では、「資産のポートフォリオの一環として、リスク分散のため、組み入れている」「日本円自体に不安を感じているのでリスク分散のため、運用している」が各2割弱で続きます。


  • 外貨預金を利用するきっかけとなった情報源

     外貨預金を利用するきっかけとなった情報源は、「金融機関のWebサイト」が利用経験者の35.3%で、男性の比率が高くなっています。女性50代以上や『地方銀行』『証券会社』で外貨預金をしている層では、「金融機関担当者のアドバイス」が1位です。『新生銀行』『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』『楽天銀行』で外貨預金をしている層では、「金融機関のWebサイト」が各50%台で他の層より高くなっています。


  • 外貨預金の利用意向

     今後外貨預金を「したい(続けたい)と思う」は12.1%、「特にしたいとは思わない(続けたくない)」が52.3%です。利用意向は過去調査と比べて減少傾向、「わからない」(35.6%)は2011年以降増加傾向です。利用意向の比率をみると、現在利用者では7割弱ですが、利用中止者では2割弱、未経験者では約4%です。また、『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』で外貨預金をしている層では各6割弱と他の層より高くなっています。
     外貨預金の利用意向


  • 【回答者のコメント】
  • 外貨預金を利用したい理由、したくない理由 (全4,566件)

    『利用したい(続けたい)』
    ・中長期的に保有し、金利と差益をとりたい。(男性73歳)
    ・銀行金利がゼロに等しく、少しでも資産運用したい。(男性51歳)
    ・ハイパーインフレになったときに、円しか持っていないと不安だから。(女性57歳)
    ・資産の運用として、リスク分散をしたいと思っているため。(女性31歳)

    『利用したくない(続けたくない)』
    ・世界的に為替相場が不安定な時期であるが、外貨の場合、万一の場合に預金の保護が一切ない。(男性46歳)
    ・株式のほうが少ないお金で利益がでるし、先が読めないのでしていない。(女性68歳)
    ・自分の好きなタイミングで利益を確定できないし手数料が高いイメージがある。(男性49歳)
    ・通貨の変動を読み取る能力に長けていないので、ある意味株と同じようなリスクのある外貨預金はしたくないから。(女性42歳)




調査結果の詳細はこちら"
(アンケートデータベース「MyEL」のページへ)



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