【 外出先でのインターネット利用に関するアンケート調査 】に関するアンケート調査

　直近1年間に外出先でインターネットに接続した人は7割です。「スマートフォン」が55.6％、「ノートパソコン」「タブレット端末」が各10％台となっています。「スマートフォン」は若年層で比率が高く、30代以下で7〜8割、40代6割、50代以上で約45％となっています。

　直近1年間に外出先でインターネットに接続した人に接続方法を聞いたところ、「無料の公衆無線LAN」「契約している携帯電話会社の回線」が各5割弱です。女性では「契約している携帯電話会社の回線」が最も多く、女性20・30代で比率が高くなっています。『ノートパソコン』『タブレット端末』『携帯音楽プレーヤー』『携帯ゲーム機』利用者では、「無料の公衆無線LAN」が6〜7割、「モバイルWi‐fiルーター、ポケットWi‐fi」が2〜3割です。

　直近1年間に無料の公衆無線LANを利用した場所は、「ホテル、宿泊施設」「駅構内、駅ホームなど」が利用者の各4割、「カフェ、喫茶店」が3割、「空港」「コンビニエンスストア」「ファストフード店」が各2割です。女性20・30代では「カフェ、喫茶店」「ファストフード店」、50代以上では「ホテル、宿泊施設」の比率が高くなっています。
　
　

　直近1年間に無料の公衆無線LANを利用した理由は、「無料で利用できる」が利用者の87.5％、「パケット通信料、高速データ通信量などの節約」「利用手続きが簡単」「たまたま利用できる場所・エリアだった」が2〜3割です。女性20・30代では、「パケット通信料、高速データ通信量などの節約」の比率が高くなっています。

　無料の公衆無線LANの利用意向者は45.1％、非利用意向者は27.9％です。利用意向者は若年層で高く、10代では8割、20・30代では5〜6割、50代以上では4割となっています。また、無料の公衆無線LAN利用者では8割、無料の公衆無線LAN以外利用者では3割強、外出先でインターネットに接続しない人では1割強です。

　無料の公衆無線LANの不満点は、「セキュリティ面で不安がある」が50.2％、「利用登録時に、個人情報の登録をしたくない」「利用登録時の設定・手続きが面倒」「利用できる場所が少ない」が各2割弱です。「内容をよく知らない・わからない」は17.1％となっています。無料の公衆無線LAN利用者では、「セキュリティ面で不安がある」が6割、「利用できる場所が少ない」「通信が不安定」が各2割強で他の層より比率が高くなっています。

『利用したい』
・安全性に疑問はありますが、無料で接続できるのは旅先などで便利です。（男性37歳）
・格安スマホを使用しているので少しでもデータの節約をしたいから。（男性52歳）
・通信費の節約になるので。セキュリティがしっかりしているのであれば積極的に利用したい。（女性53歳）

『利用したくない』
・セキュリティーに不安もあり、使用したくないが通信速度を安定的にするために止む無く利用している。（男性45歳）
・セキュリティ面で不安があるし、使用したときに遅いので使うメリットがあるとき以外は使わないようにしている。（女性45歳）
・一々登録をしなくてはいけなくて、一度ホーム画面に戻って他のサイトに繋げようとする度に、{Wi-Fiに繋がってません。}の表示が必ず出る。登録の意味が無いので、使いたくない。（女性31歳）

『どちらともいえない』
・便利だから使ってみたい気持ちは山ほどあるがセキュリティ面での不安が拭えない。（女性32歳）
・利用登録が面倒だし、必要性を感じていない。（女性57歳）