自主企画アンケート結果

【 個人年金 】に関するアンケート調査(第8回)

個人年金保険の加入者は3割弱で減少傾向。老後の資金作りを目的とした貯蓄・投資をしている人は6割弱
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、8回目となる『個人年金』に関するインターネット調査を2017年3月1日〜5日に実施し、11,182件の回答を集めました。調査結果をお知らせします。
【調査結果】 http://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=22413

<TOPICS>
個人年金保険の加入者は3割弱、過去調査時より減少傾向。そのうち、営業職員・販売員経由で加入した人が各3割。「インターネットで資料請求し申込書を郵送」は、『アフラック』『東京海上日動あんしん生命』主加入者で比率高い
老後の資金作りを目的とした貯蓄・投資をしている人は6割弱。「定期預金」「預貯金」「株、投資信託など」「個人年金保険」が2〜3割で上位


  • 将来の年金受給に対する不安

     将来の年金受給に不安を感じる人は85.8%、女性の方がやや高くなっています。女性20〜40代では、「不安」が各60%台で他の層より高くなっています。


  • 個人年金保険の加入状況、加入経路

     個人年金保険に加入している人は29.5%で、過去調査と比べて減少傾向です。高年代層ほど加入率が高く、20代では2割弱、40代以上では3割となっています。加入先は、「日本生命」「明治安田生命」「住友生命」「第一生命」「かんぽ生命」が加入者の1〜2割で上位にあがっています。

     個人年金保険の加入経路は、「知り合いや紹介を受けた営業職員、販売員を通じて」「自宅や勤務先に訪問してくる営業職員、販売員を通じて」が加入者の各3割弱です。『JA共済』主加入者は「家族や知人を通じて」、『ソニー生命』主加入者は「ファイナンシャルプランナーなどの専門家を通じて」の比率が高い傾向です。また「インターネットで資料請求し、申込書を郵送」は、『アフラック』『東京海上日動あんしん生命』主加入者で比率が高くなっています。『かんぽ生命』主加入者は、「郵便局の窓口」が1位です。
     個人年金保険の加入状況
     個人年金保険の加入経路


  • 個人年金保険の加入理由

     個人年金保険の加入理由は、「老後の生活資金」「公的年金の予備」が加入者の5〜6割で上位2位となっています。


  • 個人年金保険の加入・変更・解約意向、選定時の重視点

     個人年金保険の加入・変更意向者は3割強です。「わからない」が30.9%で、若年層で比率が高くなっています。現在加入者のうち、継続意向者は8割弱です。非加入者の加入意向は5割となっています。

     個人年金保険の加入・変更意向者が、個人年金保険選定時に重視する点は、「会社の財務基盤が安定している」「年金の受け取り額が高い」が各4割、「支払う保険料が安い」「会社の知名度が高い」が各3割で上位にあがっています。個人年金保険非加入者では、「支払う保険料が安い」「年金の受け取り額が高い」が上位2位です。『アフラック』『かんぽ生命』では、「会社の知名度が高い」が高くなっています。


  • 老後の資金作りを目的とした貯蓄・投資の状況

     老後の資金作りを目的とした貯蓄・投資をしている人は6割弱です。「定期預金」「預貯金」「株、投資信託など」「個人年金保険」が2〜3割で上位にあがっています。
     老後の資金作りを目的とした貯蓄・投資の状況


  • 【回答者のコメント】
  • 個人年金保険の加入・変更・解約意向の理由 (全6,248件)

    『今後も現在加入の契約を継続する』
    ・条件が良いときの加入なので、変更しないほうが得。(男性49歳)
    ・担当者と連絡がつかなくなり、直接保険会社に連絡して誰かに来てもらうのが嫌だから。(女性55歳)
    ・20年以上掛けているから、今更変えたくない。(男性49歳)

    『加入しておらず新たに加入したい』
    ・将来のことが不安なので、安心できるものがあれば加入したいと考える。(女性46歳)
    ・もっと若いころにはいっておけばよかった!!(女性57歳)
    ・国民年金だけでは額が低く生活するのに不十分な額しかもらえない計算になるので、個人的に貯蓄や年金加入含め今後検討していく予定。(女性32歳)

    『今後加入するつもりはない』
    ・保険としても貯蓄としても質の悪い商品が多い。(女性46歳)
    ・個人年金保険のメリットが実感できないから。個人年金に回すお金があれば、投資に回したい。(女性38歳)
    ・年金をあてにしたことはなく、いまから将来の資金を貯蓄してためていくほうが確実。年金は減額になるし、私的な年金は、その会社がつぶれてしまうなど信用がおけない。(男性44歳)




調査結果の詳細はこちら"
(アンケートデータベース「MyEL」のページへ)



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