【 映像配信サービス 】に関するアンケート調査（第５回）

　映像配信サービスの視聴経験者は4割弱、ここ1年間では3割弱です。「週1回以上」は直近1年間利用者の5割、男性20・30代や女性10・20代で比率がやや高くなっています。
　

　直近1年間の映像配信サービス利用者に有料で利用したかを聞いたところ、「定額制見放題プランを利用」が24.7％、「都度課金プラン」が8.3％となっています。20・30代では、「定額制見放題プランを利用」が3〜4割で他の層よりやや高くなっています。

　視聴時に利用した機器は、「ノートパソコン」が4割強、「デスクトップパソコン」「テレビ」が各3割、「スマートフォン」「タブレット端末」が各2割です。「デスクトップパソコン」は男性、「スマートフォン」は20・30代で比率が高くなっています。女性20・30代では「スマートフォン」が最多です。

　直近1年間の映像配信サービス利用者の重視点は、「月額料金」「無料お試しの充実度」が2〜3割、「定額制見放題タイプ」「動画本数」が各10％台で上位にあがっています。『楽天SHOWTIME』主利用者では、「ポイントが使える」が最も多くなっています。

　有料の映像配信サービス利用意向者は11.1％、非利用意向者は70.9％です。利用意向者は若年層で高く、10代や男性20・30代、女性20代で各2割となっています。週1回以上の利用者では4〜5割、利用未経験者では約2％、有料プラン利用者では7割弱、有料プラン以外利用者では1割です。『Hulu』『Netflix』主利用者では、他の層より比率が高くなっています。
　

『利用したい』
・自分のペースに合わせて気軽に映像を楽しめるから。倍速で見れるので、時間の短縮にもなる。（男性27歳）
・海外ドラマなど、シリーズが多く存在する作品は特に、レンタルで観るよりも格段に便利でコストも抑えられるからです。また、利用しているなかで新たに興味のある映像と出会えるという付加価値も楽しみなので利用してみたいです。（女性22歳）
・レンタルビデオ屋にいくのがめんどくさい。いつでも観られる。（女性35歳）

『利用したくない』
・有料で見ようとする程の作品にそうそう出会わず、いつでも買い観られるならまだいいと後回しにしやすいため。（男性27歳）
・ケーブルテレビの有料視聴をしているのでわざわざパソコン等で新たに料金を払って視聴するのはもったいないと感じる。また気に入った映画・ドラマで何度も見たい場合はDVDやブルーレイのソフトを購入している。（男性55歳）
・お金を出してまで観たいコンテンツがない。映画やドラマなどは観たい作品だけレンタルで借りた方が安くつくし、たくさん観れるほど時間の余裕もないので。（女性45歳）

『どちらともいえない』
・地上波なら無料で観られるのに、同じ番組にお金を払うのはどうかと考える一方、観たい番組は有料コンテンツでなければ観られないという現状もあり、将来的には有料利用も検討することになるのではないかと考えている。（女性40歳）
・なかなか再放送などがなくて、とても見たいと思う番組があれば利用したいかもしれない。（女性28歳）