【 ノンアルコールビール 】に関するアンケート調査（第７回）

　ノンアルコールビールの飲用者は3割弱、「月に1回未満」が2割弱です。男性や高年代層で、飲用者の比率が高い傾向です。キリンフリー主飲用者では「月に1回未満」が他の層より高くなっています。

　直近1年以内に飲んだ銘柄は、「オールフリー」「ドライゼロ」「キリンフリー」が4〜5割で上位3位です。男性20〜40代では「ドライゼロ」、男性50代以上と女性では「オールフリー」が1位です。女性20代では、「アサヒスタイルバランス ノンアルコールビールテイスト」が他の層より比率が高くなっています。
　
　

　ノンアルコールビール選定時の重視点は、「味」（65.7％）の他、「価格」「ビールに近い」「のどごし」が各3割で上位にあがっています。最頻飲用銘柄別にみると、『ドライゼロ』『ドライゼロフリー』『サッポロプレミアム アルコールフリー』では「のどごし」「ビールに近い」の比率が「価格」を上回っています。『バーリアル3つのフリー』では「価格」が1位です。また、『アサヒスタイルバランス』『サッポロプラス』では、「味」「価格」に続き、「効能・効果」が3位にあがっています。

　ノンアルコールビール飲用場面は、「夕食時」が飲用経験者の36.6％、「車を運転するとき」「お風呂あがり」「飲み会」が1割強〜2割で上位にあがっています。「車を運転するとき」は男性高年代層、「夕食時」は女性30・40代で比率が高い傾向です。女性20代では「飲み会」、『キリンフリー』主飲用者では「車を運転するとき」が他の層より高くなっています。

　ノンアルコールビールを飲む理由は、「車を運転するときでも飲める」（33.9％）が最も多く、「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」「おいしい」「お酒が飲めなくても、お酒を飲む場に参加しやすい」が各2割で続きます。男性20・30代では「おいしい」、女性30代では「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」が最も多くなっています

　ノンアルコールビールの飲用意向者は18.5％、非飲用意向者は64.6％です。飲用意向者は、ノンアルコールビール月2〜3回以上の飲用者では8〜9割、非飲用者では約2％となっています。
　

『オールフリー』
・他のノンアルコールビールより、ビールらしい味がするので、飲んでいます。（男性64歳）
・コラーゲン入りなど、のみたくなる商品が多いから。（女性39歳）
・バリエーションが多く好みの味のものがあったため。（男性44歳）

『ドライゼロ』
・味わいがよく後口が良い製品です。本物志向の味わいがあるので一度に二本ほど頂いています。（男性46歳）
・メーカーが好きなこと、売り場でよく見かけること。（女性62歳）
・なんとなくアサヒドライに外観が似ているから。（男性68歳）

『キリンフリー』
・ビールを飲んでいる感じを味わうことが出来る。（男性63歳）
・いつもキリンビールを飲んでいるので、飲めない場合は、やはりキリンの銘柄を選んでしまうので。（女性61歳）
・すごくのみやすく美味しい料理と合うからです。（女性38歳）