【 SNSの利用 】に関するアンケート調査（第12回）

　SNSの登録経験者は58.1％、「現在登録している」が54.5％、「現在は登録していないが、過去に登録していた」が3.6％となっています。現在登録者は過去調査と比べて増加しており、10・20代で8〜9割、30代で7割を占めます。50代以上では約45％です。

　利用しているSNSサイトは、「LINE」がSNS登録者の69.0％、「Facebook」が53.8％、「Twitter」が43.1％です。過去調査と比べて、「LINE」「写真・画像共有SNS」は増加、「Facebook」「mixi」は減少傾向です。「Facebook」「Google+」「Twitter」は男性、「LINE」は女性で比率が高くなっています。男性50代以上では、「Facebook」が1位です。「LINE」「Twitter」は若年層、「写真・画像共有SNS」は女性10・20代で比率が高くなっています。
　
　

　SNS登録者の利用頻度は、「1日2回以上」が42.0％、「1日1回程度」が23.7％と、毎日アクセスする人は7割弱で増加傾向です。女性10・20代では、「1日2回以上」が7〜9割を占めます。

　SNSを利用する機器は、「スマートフォン」がSNS利用者の69.8％、「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」が2〜3割です。過去調査より「スマートフォン」は増加、「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」は減少しています。「スマートフォン」はいずれの年代でも1位ですが、10〜20代では8〜9割、50代以上では6割となっています。「デスクトップパソコン」は、男性や高年代層で比率が高い傾向です。『LINE』『写真・画像共有SNS』主利用者では、「スマートフォン」が9割弱となっています。※パソコン利用を前提としたアンケートモニターを対象としています。

　SNSの利用場面は、「自宅でくつろいでいるとき」「暇なとき」が利用者の4〜5割で上位2位、続いて「夜寝る前」「電車やバスなど公共交通機関の車中」「一人でいるとき」「仕事や学校の休憩時間」「待ち時間や待ち合わせ中」が各20％台で上位にあがっています。「自宅でくつろいでいるとき」「家事の合間」は、女性が男性を15ポイント以上上回ります。ほとんどの項目で10・20代の比率が高くなっています。

　SNSの利用内容は、「人の投稿を読む」（61.8％）が最も多く、「メールのように、個人的にメッセージやチャット等をやりとりする」「人の投稿にコメントや、いいね!をする」「投稿する」が3〜4割で上位にあがっています。『LINE』主利用者では「メールのように、個人的にメッセージやチャット等をやりとりする」、『GREE』『Yahoo!モバゲー』主利用者では「アプリ、ゲームなどのコンテンツを利用する」が最も多くなっています。『Facebook』『写真・画像共有SNS』主利用者では、「人の投稿にコメントや、いいね!をする」の比率が高くなっています。
　

　今後利用したいSNSは、「LINE」が30.4％、「Facebook」「Twitter」が各10％台です。過去調査と比べて、「LINE」「写真・画像共有SNS」が増加傾向、「mixi」が減少傾向です。「LINE」は、女性の比率が高くなっています。また、「LINE」「Twitter」は10・20代、「写真・画像共有SNS」は女性10・20代で比率が高くなっています。主利用SNSを今後も利用したいと回答した人の比率は、『LINE』『Twitter』『写真・画像共有SNS』『AmebaPigg』で各8割と他の層より高くなっています。

・非表示にできるものを細かくするなどカスタマイズしやすくしてほしい。（男性21歳）
・時々知らない人から突然アクセスがあって、対応に困る時があること（大概はそのまま放っておく）。（男性68歳）
・仲の良くない知り合いに、おすすめユーザーとして自分の情報が公開される機能がある点。（女性18歳）
・疲れる。チェックしはじめるとしないではいられなくなるところ。だから、たまには見るが、一応自分では足を洗った。（女性49歳）
・LINEの場合、相手に既読か未読かわかってしまう。こちらが打ち終わらないうちに話が進んでいる。すぐ返事が来ないと不安。確認しないうちにいつの間にか送信済になっている。（女性61歳）
・既読スルーとかネット上のトラブルが面倒だと思う。（男性40歳）
・知りたくない情報を知ってしまうときがある。（女性22歳）
・必要性を感じないから利用しない。SNSに振り回されているような人が周囲にて、そうはなりたくないという思いもある。（男性40歳）