【 コンビニドーナツ 】に関するアンケート調査（第２回）

　コンビニエンスストア利用者のうち、コンビニドーナツを購入する人は45.2％、女性10〜40代では5割を超えます。週1回以上の購入者は7.9％です。「月に1回以下」は31.9％で、2015年より増加しています。

　直近1年間にコンビニドーナツを購入したコンビニエンスストアは、「セブン‐イレブン」が購入者の67.8％、「ローソン」が32.2％、「ファミリーマート」が18.0％です。「直近1年間では購入していない」は14.6％で、2015年より増えています。北海道・東北・中国・四国・九州では、「ローソン」の比率がやや高くなっています。
　
　

　直近1年間にコンビニドーナツを購入した人に、どのような時にコンビニドーナツを購入するかを聞いたところ、「甘いものが食べたい」「小腹が空いた」が4〜5割で上位2位、「店頭でおいしそうな商品を見かけた」「他のものを買うついで」「コンビニコーヒーを買うとき」が2割弱で続きます。「甘いものが食べたい」「店頭でおいしそうな商品を見かけた」は、女性が男性を約12〜14ポイント上回ります。男性40代以上では「小腹が空いた」が1位で、「甘いものが食べたい」が他の層より低くなっています。

　他のドーナツではなくコンビニドーナツを購入する理由は、「価格が安い」「気軽に買える」「1個でも買いやすい」「値段の割においしい」が直近1年間購入者の3割前後で上位にあがっています。「気軽に買える」「1個でも買いやすい」は、女性が男性を約14ポイント上回ります。女性30・40代では「気軽に買える」、女性50代以上では「1個でも買いやすい」が1位です。購入頻度別の上位2位は、『週2〜3回程度』『週4〜5回以上』では「価格が安い」「味が本格的」、『週1回程度』『月に2〜3回』では「価格が安い」「値段の割においしい」となっています。

　コンビニドーナツ購入時の重視点は、「味」「価格」に続き、「食感」が上位にあがっています。「味」「ドーナツの見た目」は、女性が男性を約11ポイント上回ります。

　コンビニドーナツの利用意向者は30.4％です。女性や若年層で高い傾向で、男性10代や女性10・20代では5割前後となっています。一方、男性50代以上では2割強にとどまります。コンビニドーナツ購入経験者では6〜7割、非購入者では1割弱です。非利用意向者は39.2％、2015年と比べてやや増えています。
　

　『利用したい』
　・新しい種類も出ているので食べてみたいし、値段もリーズナブルだと思うから。（女性57歳）
　・毎日コンビニで新聞やたばこを購入するので、ついでというか買いやすい。（男性53歳）

　『利用したくない』
　・店員さんにお願いして什器から取り出してもらうアクションが億劫で頼みづらいから。（男性26歳）
　・他のホットフード（中華マン、チキン、おでんなど）の方が魅力的。コンビニだけでしか手に入らない代表的なドーナツがない。（男性54歳）

　『どちらともいえない』
　・ドーナツは、太りそうなので、頻繁には、食べない。（女性37歳）
　・馴染みがないので、無難にミスドのセール時に買ってしまう。（女性52歳）