【 夏に飲むもの 】に関するアンケート調査（第２回）

　夏によく飲む飲み物は、「麦茶」「コーヒー、コーヒー飲料」が6割弱、「緑茶」「ミネラルウォーター、水」が4〜5割で上位となっています。「ビール類」「焼酎・泡盛」は男性、「紅茶、紅茶飲料」は女性の比率が高く、男女差が10ポイント以上となっています。また、「コーヒー、コーヒー飲料」は高年代層ほど比率が高く、50代以上では最多です。

　夏といえばこの飲み物というものを聞いたところ、「麦茶」が40.7％で1位、次いで「ビール類」が11.7％となっています。性年代別でみると、1位はいずれも「麦茶」。2・3位は、男性10・20代では「緑茶」「スポーツドリンク、機能性飲料」、男性40代以上では「ビール類」「緑茶」、女性20・30代では「炭酸飲料」「緑茶」、女性40代では「ビール類」「ミネラルウォーター、水」となっています。

　夏に飲む物に期待することは、「冷たい」「のどの渇きをいやす」が上位2位、「脱水症状を防ぐ」「スッキリしている」「のどごしが良い」「リフレッシュ、気分転換できる」が続きます。「スッキリしている」は、女性が男性を約12ポイント上回ります。夏の定番の飲み物別にみると、『スポーツドリンク・機能性飲料』では「脱水症状を防ぐ」が1位です。『乳飲料・乳酸菌飲料』『果汁飲料・ジュース』『スポーツドリンク・機能性飲料』では「疲労回復」の比率が高く、『ビール類』『炭酸飲料』では「冷たい」「のどごしが良い」「炭酸を楽しめる」「刺激的」「リフレッシュ、気分転換できる」が高くなっています。
　

　夏に常温で飲み物を飲むことがある人は38.3％、女性20代以上では4割を超えます。常温で飲むことがない人は52.2％、男性では6割弱となっています。

　夏に常温で飲むことがある人に、その飲み物を聞いたところ、「緑茶」「ミネラルウォーター、水」「麦茶」が3〜4割で上位にあがっています。男性30代や女性40代以下では、「ミネラルウォーター、水」が1位です。「健康茶、ハーブティ」「ミネラルウォーター、水」は女性の比率が高く、男性を9〜10ポイント上回ります。
　
　

　夏に常温で飲むことがある人に、その理由を聞いたところ、「冷たいものは胃に負担がかかる」（33.0％）の他、「健康のため」「冷たいものはおなかをこわしやすい」「夏に限らず、常温のものを飲むことが多い」が2割で上位にあがっています。女性は「冷たいものは胃に負担がかかる」「冷え性のため」が、男性を13〜17ポイント上回ります。「冷たいものはおなかをこわしやすい」は、20・30代で比率がやや高い傾向です。

　夏にホットで飲む飲み物がある人は7割弱で、男性50代以上や女性40代以上では7〜8割にのぼります。夏にホットで飲む飲み物は、「コーヒー、コーヒー飲料」（47.1％）が最も多く、「緑茶」（30.8％）、「紅茶、紅茶飲料」（16.0％）が続きます。「緑茶」「コーヒー、コーヒー飲料」は、50代以上で比率が高くなっています。

　・一気に大量に飲むのではなく、こまめに水分補給するように心がけている。（男性19歳）
　・カフェイン入りの飲料は利尿作用があって水分補給にならないというので避けてます。（男性39歳）
　・なるべく塩と砂糖とレモンを使うようにしています。（男性44歳）
　・あまり冷さないで少し冷たい野菜室に保存します。（男性51歳）
　・凍らすことのできる飲み物は少し冷凍庫にいれフローズン状で飲む。（女性19歳）
　・麦茶だけでなく、そば茶や、鳩麦茶などを混ぜたりする。（女性44歳）
　・水筒に氷と飲み物を入れてつねに手元に置いて何時でも飲める様にしている。家でも。（女性50歳）
　・毎朝、緑茶を急須でいれ、半分は冷蔵庫で冷やし残りを常温で飲む。（女性69歳）