【 睡眠の質 】に関するアンケート調査（第2回）

1日の平均睡眠時間は、「6時間くらい」が36.1%、「7時間くらい」が28.4%です。5時間以下は約25%、50代で比率が高くなっています。

睡眠の質について、悩みや不満を感じている人は約66%です。女性30〜50代では74〜75%となっています。
ストレスやなんとなく調子がよくないなどの身体的悩みを持つ人では、「慢性的に感じている」が各5割強と高くなっています。また、1日の平均睡眠時間が4時間以下と短い層でも5割弱となっています。

睡眠の質に悩みや不満を感じている人に、普段の生活に影響があるかを聞きました。
影響がある人は、「影響がある」「やや影響がある」を合わせて6割弱です。女性30代で比率が高くなっています。また、1日の平均睡眠時間が5時間以下の層でも高くなっています。

睡眠の質をより良くするために行っていることは（複数回答）、「規則正しい生活」が28.9%、「ふだんの生活の中で体を動かす」「運動・スポーツ、トレーニング」「体を温める」が2割前後です。
「体を温める」は女性、「パジャマや寝具を快適なものにする」は女性60〜70代で比率が高くなっています。睡眠の質に悩みや不満を慢性的に感じている層では、「実施したいと思っているが、実施していない」が2割と他の層よりやや高くなっています。

睡眠の質向上・改善を目的として、習慣として飲んでいるものがある人は26%です。
直近1年間に飲んだものは（複数回答）、「白湯」が8.3%、「睡眠の質向上・改善をうたった機能性飲料」が3.3%となっています。「白湯」は女性70代、「ホットココア」は女性10・20代で高い傾向です。

睡眠の質を良くするために、今後利用したい商品・サービスは（複数回答）、「睡眠の質向上・快眠を目的とした商品」が13.9%、「サプリメントや市販の薬、漢方薬」「睡眠の質向上・快眠効果をうたった機能性食品・飲料」がそれぞれ約9%となっています。
睡眠の質が良くないと思う人では、「睡眠外来など病院を受診」が他の層より高くなっています。

・運動や仕事などで罪悪感がない疲労を生み出すことが早い眠りにつけるきっかけになった。（男性29歳）
・温かいお茶を飲む。難解な本を読んで寝落ちする。（男性37歳）
・部屋着のまま寝ていたのをパジャマに変えたら朝スッキリした気分で起きられるようになった。（男性44歳）
・眠くないときは無理しないで、眠くなったら直ぐ寝る。（男性47歳）
・子守唄の動画やASMRでその中でもタッピングやささやき声の動画をイヤホンできく。（女性25歳）
・寝る前に暖かい飲み物（ゆず茶）を飲む。耳栓、目を温める。（女性39歳）
・どれもそんなに効果ない。すごく疲れる事した日は眠れる。（女性51歳）
・夏も羽毛布団で長袖でエアコンをかけて寝る。（女性69歳）