【 ネットスーパー 】に関するアンケート調査（第11回）

ネットスーパーの利用経験者は2割強、現在利用している人は1割強となっています。

ネットスーパー利用経験者の利用理由は（複数回答）、「重いもの・かさばるものを届けてくれるため」が47.3%、「買い物時間を節約できるため」「外出したくないときに便利なため」が各3割弱です。 定期的に利用している人では「買い物時間を節約できる」「定期的に買うもの・いつも買うものなどは、店で選ぶ必要がない」、週に1回程度利用する人では「計画的に買い物ができる」の比率が高くなっています。

ネットスーパー利用経験者の重視点は（複数回答）、「品揃えの充実度」が47.0%、「送料の安さ」が40.2%、「品質の良さ」「商品の価格」「配送の確実さ」が各30%台です。 定期的に利用している人では「品揃えの充実度」「品質の良さ」「配送の確実さ」「配送時間の正確さ」が上位で、送料や価格などの費用に関する項目よりも比率が高くなっています。利用を中止した人では、「送料の安さ」が最も多くなっています。

※グラフの続きなど、より詳しいデータは【調査結果詳細】でご覧いただけます。

ネットスーパーを現在利用している人が、直近1年間に利用した頻度は、「2〜3ヶ月に1回程度」がボリュームゾーンです。週1回以上の利用者は1割強、月1回以上は5割強となっています。

ネットスーパーの利用意向者は、「非常に利用したい」「まあ利用したい」を合わせて2割弱です。現在利用している人では8〜9割、利用を中止した人では約25%、利用未経験者では8%となっています。非利用意向者（「あまり利用したいと思わない」「全く利用したいと思わない」の合計）は5割弱、2022年調査と比べて微増しています。

ネットスーパーを現在利用していない人に、利用していない理由を聞きました（複数回答）。 「近くにスーパーがある」が57.9%、「自分で商品を見て選びたい」「送料がかかる、送料が高い」が各30%台で上位3位となっています。今後ネットスーパーを『非常に利用したい』と回答した人では、「近くにネットスーパーが利用できる店舗がない、エリア対象外」の比率が高くなっています。

・配達が有料となり当日配達の予約が取りづらくなったから利用しなくなった。（男性64歳）
・地方だと利用できるスーパーが限られているため、生鮮食料品は買えないということも多いので使わなくなった。（女性39歳）
・利用しない理由:スーパーに行って自分の目で見たい。気付かなかった商品や新しく取り扱いだした商品などを見たい。ネットスーパーだといつものやつしか買えない。（女性42歳）
・野菜など生鮮食品がサイトの写真と違うことが多い。すぐ届けて欲しいが混んでいるときは配送時間が選べない。（女性71歳）
・年配の人が利用したい仕組みでないといけないと思う。困ったときにすぐ電話などができるようでないといけない。（女性28歳）
・送料や手数料がかかるし、配達に来られた時家にいないといけない。（女性59歳）