【 使い捨てプラスチック製品 】に関するアンケート調査

使い捨てのプラスチック製品や容器の利用について、意識する人は6割弱、男性60・70代や女性50〜70代で比率が高くなっています。意識しない人は2割強、若年層で比率が高い傾向です。

使い捨てのプラスチック製品や容器に関する考え方を聞いたところ（複数回答）、「使い捨てのプラスチック製品は便利」「過剰包装が多すぎる」「プラスチック製品・容器は、ゴミがかさばる」が各4割、「プラスチック製の製品が多すぎる」が3割強となっています。女性50〜70代では、「プラスチック製品・容器は、ゴミがかさばる」が最多です。使い捨てプラスチック製品の利用についてあまり意識しない層では、「使い捨てのプラスチック製品は便利」の比率が他の層より高く、「プラスチック製の製品が多すぎる」「焼却時の環境汚染が気になる」などは低くなっています。

使い捨てのプラスチック製品や容器で普段使う・もらうものは（複数回答）、「ペットボトル」が77.9％、「食品トレイ」「プラスチック製の容器・袋の商品」「無料レジ袋」「スーパーなどにある無料のポリ袋」が6〜7割です。「スーパーなどにある無料のポリ袋」「かさ袋」「食品トレイ」は、女性高年代層で比率が高くなっています。

使い捨てのプラスチック製品や容器で、普段の生活においてあった方がよいと思うものは（複数回答）、「ペットボトル」が53.0％、「無料レジ袋」「スーパーなどにある無料のポリ袋」「食品トレイ」が各3割強となっています。「スーパーなどにある無料のポリ袋」は女性、「プラスチック製ストロー」は女性10〜30代で高い傾向です。使い捨てプラスチック製品の利用についてあまり意識しない層では、「無料レジ袋」が他の層よりやや高くなっています。

使い捨てプラスチック製品に関して実施していることは（複数回答）、「エコバック・マイバックを使う」「有料レジ袋は買わない」「詰め替え用を買う」が5〜6割、「プラスチックのゴミを分別、洗浄するなどし、リサイクルできるようにする」が3割強です。これらは女性高年代層で比率が高くなっています。「マイボトル・タンブラー、マイカップを使う」「水筒を使う」も女性で高い傾向です。男性10〜30代では、「特にない」が各30％台と他の層より高くなっています。

使い捨てプラスチック製品に関して今後行いたいことは（複数回答）、現在実施していることと同様に「エコバック・マイバックを使う」「有料レジ袋は買わない」「詰め替え用を買う」が5〜6割で上位にあがっています。

・よく洗いまたリサイクルしてつかえるようにする。（男性18歳）
・ストローを使用しない。ペットボトルを買わずに水筒持参。（男性39歳）
・特に何も意識していないが、プラスチック製のものは無償でももらわないようにしている。（男性41歳）
・プラスチック製品の分別回収に協力している。（男性70歳）
・自然素材のプラスチックを作る会社の株を買った。（女性39歳）
・資源ゴミとして海外に輸出していることが問題とされているし、どの国でも問題になっているが、プラ製品をゼロにすることも難しいと思うので、環境汚染をせずに焼却したり、簡単にリサイクルできるような仕組みを早急に作り出すことが必要かと思う。日本の技術力ならできると思う。自分自身も、分別して、安易にプラを買ったりもらったり捨てたりしないように心掛けている。（女性47歳）
・極力、詰め替えを購入している。使用したプラスチック容器は、きれいに洗って地域の資源ごみに出している。エコバッグを常に持ち歩いている。（女性54歳）
・メディアによって、プラスチック製品がさも悪者のように扱われているのが納得いかない。問題は製品そのものではなく、使用後の後始末をいかにするべきか!ではないかと思う。（女性62歳）