【 恵方巻き 】に関するアンケート調査（第15回）

　恵方巻きを「知っている」は95.9%です。2009年以降は約95〜97%で推移しており、この行事が浸透していることがうかがえます。

　恵方巻き認知者のうち、食べた経験が「ある」は78.5%です。経験者は、男性10・20代や女性10〜50代で80%台となっています。また、近畿や中国、四国などでは各9割と、他の地域より高くなっています。北海道、関東では、他の地域よりやや低くなっています。

　恵方巻き認知者のうち、今年の節分に恵方巻きを「食べる予定・食べた」は48.6%です。「食べる予定・食べた」の比率は女性の方が高く、女性30代では6割弱です。一方、男性50代では4割強とやや低くなっています。また、近畿や中国、四国では各6〜7割と、他の地域より比率が高くなっています。北海道、東北、関東では各4割です。恵方巻きを食べたことがある人の6割強は、今年も「食べる予定・食べた」と回答しています。
　

　恵方巻きを食べる予定・食べた人の購入場所は「スーパー」が66.6%で最も多く、「コンビニエンスストア」「寿司専門店(宅配寿司含む)」が各1割強です。「家で作る(作った)」は21.0%、女性での比率がやや高くなっています。
　

　恵方巻き購入時に着目するポイントは「価格」「具材」「味」が、購入者・予定者の各6〜7割です。「具材」は女性50〜70代での比率が高くなっています。

　節分にちなんでしたこと、行う予定がある人は全体の6割弱、過去調査と比べ減少傾向です。女性30代で7割弱と高く、男性10・20代では5割弱と低くなっています。行った(予定)内容は、「恵方巻きを食べる」「豆まきをする」が各3〜4割、「豆を年の数食べる」が2割強です。「豆まきをする」「恵方巻きを食べる」などは、女性30代での比率が高くなっています。男性10・20代では「豆まきをする」の比率が他の層より低くなっています。近畿では、節分にちなんで行うこと・予定がある人が7割弱と高くなっています。

（※カッコ内は今年恵方巻を食べた・食べる予定）
・デザート恵方巻きがあれば、食べてみたいです。(男性 21歳 食べる予定はない・食べない)
・安いけどすごくボリュームのある恵方巻き。(男性 25歳 食べる予定・食べた)
・天ぷらを巻き込んだ天むす巻きがあったら食べてみたい(男性 31歳 食べる予定・食べた)
・食べやすいサイズで自分で具を選べるスタイル。(男性 34歳 食べる予定はない・食べない)
・自分でまいて食べるキットが販売されていれば利用したい。インスタ映えするような具材を工夫して取り入れたりできそう(男性 42歳 食べる予定・食べた)
・昔ながらのかんぴょう・三つ葉・高野豆腐が入っている巻きずしがおいしい(男性 70歳 食べる予定・食べた)
・食品ロスをなくすために小さいサイズのものが良い。(男性 55歳 食べる予定はない・食べない)
・海鮮巻きが一番好きです。鬼とか節分っぽい見た目は買いたいと思います。(女性 37歳 食べる予定・食べた)
・当たりくじがある様な楽しみがあれば購入してみたい。(女性 50歳 食べる予定・食べた)