【 チルドコーヒーの飲用 】に関するアンケート調査（第10回）

　チルドコーヒーの飲用者は5割強、女性30・40代では6割弱と他の層より比率が高くなっています。週1本以上飲用者は1割、チルドコーヒー飲用者の2割です。20・30代で比率が高くなっています。
　

　チルドコーヒーを飲む場面は、「おやつの時」「気分転換したい時」「ちょっと一息つきたい時」「仕事・勉強・家事の合間」がチルドコーヒー飲用者の各20％台で上位にあがっています。「おやつの時」は、女性や若年層で比率が高い傾向です。男性40代以上では、「仕事・勉強・家事の合間」「車を運転する時」が上位2位となっています。

　直近1年間に飲んだことがあるチルドコーヒーの銘柄は、「マウントレーニア」（50.0％）が最も多く、「スターバックス(R)」「セブンプレミアム」「ドトール」が各3割、「ファミリーマートコレクション」「ウチカフェ」が各2割弱で続きます。「マウントレーニア」は、女性30・40代で各6割と他の層より比率が高くなっています。

　チルドコーヒー飲用者に購入時の重視点を聞いたところ、「価格の手ごろさ」「ミルクとコーヒーのバランス」「コーヒーの味の強さ」が上位です。「ミルクとコーヒーのバランス」「甘さ」は、女性で比率が高くなっています。『スターバックス(R)』主飲用者では「コーヒーの味の強さ」が1位です。『マウントレーニア』『ファームラテ』『雪印コーヒー』主飲用者では、「ミルクとコーヒーのバランス」が5〜6割と比率が高くなっています。
　

　チルドコーヒー飲用者の飲用理由は、「おいしい」（49.5％）の他、「価格が手頃」「好きな味のタイプがある」「ストローがついていて飲みやすい」「味が本格的」「コンビニ等で手軽に買える」「甘すぎない」が2〜3割で上位です。「好きな味のタイプがある」「ストローがついていて飲みやすい」は、女性の比率が高くなっています。『スターバックス(R)』主利用者では、「おいしい」「味が本格的」が高く、「価格が手頃」が低い傾向です。

　チルドコーヒーの飲用意向者は41.4％、女性20〜40代で各5割です。飲用頻度が2〜3か月に1本以上の層では8割強〜9割強、非飲用者では約6％となっています。非飲用意向者は34.5％、男性50代以上では4割強です。

『マウントレーニア』
・カフェラッテは味がとても好きでいつも飲んでいる。（男性39歳）
・定番だし、定期的に新しいフレーバーが出るので。（女性42歳）
・ノンシュガーで低カロリーに魅力を感じるからです。（女性63歳）

『セブンプレミアム』
・ミルクのまろやかなコクとコーヒーの香りがホッとする。（女性65歳）
・コンビニでは買物がてら気軽に飲めるので便利。（男性69歳）
・安くてうまい。余計なパッケージがないのが良い。（女性35歳）

『スターバックス(R)』
・カフェを利用するときはスタバが多いので、チルドを買うときにもスタバを選んでしまいます。（女性68歳）
・いちばん本格的でおいしい。お店で飲むものと似た味がする気がする（男性41歳）
・エスプレッソの味わいがおいしいのとコーヒーの苦みもしっかりあって、ミルクとのバランスも良いからです。（男性38歳）