【 衣料用洗剤 】に関するアンケート調査（第５回）

　自分で洗濯する人は7割強、男性5割強、女性9割強です。頻度は「ほぼ毎日」が32.9％、女性30代以上では5割前後となっています。

　衣類洗濯時に使う洗剤は、「衣料用合成洗剤（液体洗剤・濃縮タイプ）」が洗濯する人の57.1％です。「衣料用合成洗剤（粉末洗剤）」「衣料用合成洗剤（液体洗剤・濃縮タイプ以外）」は各3割弱で、2013年より減少しています。「衣料用合成洗剤（ジェルボール）」は8.9％、「柔軟剤」は50.2％です。
　

　衣料用洗剤・洗濯石けんの利用者に、直近1年以内に利用したブランドを聞いたところ、液体濃縮タイプの中では「ウルトラアタックNeo」「アタックNeo抗菌EXパワー」「トップNANOX」が各2割、液体洗剤（濃縮以外）の中では「アリエールイオンパワージェル」「アタック高浸透バイオジェル」、粉末洗剤の中では「ニュービーズ、フレグランスニュービーズ」「アタック高活性バイオEX」が各1割で上位にあがっています。

　直近1年間に主に利用した洗剤を購入したきっかけは、「店頭で商品を見た」「テレビ番組・CM」「特売・セール」が、衣料用洗剤利用者の2〜3割で上位3位となっています。主利用洗剤別にみると、液体濃縮の『ウルトラアタックNeo』『トップNANOX』、液体タイプの『ボールドプラチナクリーン』、ジェルボールの『アリエールパワージェルボールS』『ボールドジェルボールWプラチナ』では、「テレビ番組・CM」が1位です。また、液体タイプの『トップクリアリキッド』、粉末の『ニュービーズ』『ブルーダイヤ』では「特売・セール」が最も多くなっています。

　衣料用洗剤・洗濯石けん利用者の購入時の重視点は、「価格」（60.6％）に続き、「メーカーやブランド」「洗浄力」「洗剤のタイプ」が3〜4割で上位にあがっています。過去調査と比べて、「水によく溶ける」が減少傾向です。男女差が大きいものは「洗剤のタイプ」「消臭、除菌・抗菌力」で、女性が男性を14〜17ポイント上回ります。

　自分で洗濯する人のうち、「衣料用合成洗剤（液体洗剤・濃縮タイプ）」を利用したい人は54.1％です。「衣料用合成洗剤（液体洗剤・濃縮タイプ以外）」「衣料用合成洗剤（粉末洗剤）」は各20％台、「衣料用合成洗剤（ジェルボール）」は11.8％です。「衣料用合成洗剤（液体洗剤・濃縮タイプ以外）」は、女性が男性を14ポイント上回ります。
　

＜液体濃縮＞収納スペースが限れているので、なるべく省スペースでおける、場所を取らないものが良いと感じます。（女性46歳）
＜液体濃縮以外＞北海道で水が冷たいので、溶けやすい液体である必要あり。濃縮タイプは量の加減が難しいので敬遠。（男性46歳）
＜液体濃縮・液体濃縮以外＞濃縮タイプを使ってはいるが、なんとなく汚れが落ちているか心配であるため、ただの液体洗剤も捨てがたい。（女性37歳）
＜液体濃縮・液体濃縮以外・粉末＞普段は液体洗剤（色褪せしにくい感じ）、汚れが酷いものはやっぱり粉末洗剤じゃないときれいに落ちない為。（女性46歳）
＜ジェルボール＞便利。液体や粉末のように、詰替えを失敗したり、洗濯の際に容器からこぼしたりして嫌な思いになることがない。割高であることにさえ我慢すれば、とても使い勝手が良い。（女性31歳）
＜粉末＞液体はなくなるのが早い。粉末の方が量もあって使いやすい。（女性26歳）
＜洗濯用石けん＞できるだけ環境にやさしい、自然に近い組成のせっけんを使用したいですね蛍光剤、漂白剤が含まれていないことも重要なポイントです。（男性52歳）