【 風邪薬の利用 】に関するアンケート調査（第7回）

風邪をひいた時の対処方法は（複数回答）、「睡眠を十分とる」が57.5%、「市販の風邪薬を利用する」が56.3％、「病院・診療所などの医療機関に行く、処方薬を利用する」「安静にする」が各40%台です。 女性で比率が高い項目が多く、「温かい食事・飲料をとる」「手洗い、うがいを多くする」「体を温める、血行をよくする」「マスクをする」は特に男女差が大きくなっています。男性では、「市販の風邪薬を利用する」が1位です。

市販の風邪薬を利用する人は8割弱、直近1年間に利用した人は5割弱です。利用した風邪薬は（複数回答）、「パブロン」が17.7％、「ルル」が11.7％、「ベンザブロック」が6.5％となっています。

※グラフの続きなど、より詳しいデータは【調査結果詳細】でご覧いただけます。

直近1年間に市販の風邪薬を利用した人が、風邪薬を購入する場所は（複数回答）、「ドラッグストア」が85.0％で最も多く、「薬局」が9.4％、「インターネット通販」が6.8％です。「薬局」は、過去調査と比べて減少傾向となっています。

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直近1年間に市販の風邪薬を利用した人の、選定時の重視点は（複数回答）、「効能・効果」が65.1％、「価格」が35.2％、「成分」「飲みやすさ」「錠剤、粉末、液体など、形状」「即効性」が各20%台です。「成分」「飲みやすさ」は若年層、「効能・効果」は高年代層、「副作用の少なさ」「いつも購入している」は女性高年代層で高くなっています。

直近1年間に市販の風邪薬を利用した人が、薬を利用するタイミングは（複数回答）、「軽い鼻水、せき、のどの痛み、だるさなどを感じる」が66.8％、「鼻水、せき、のどの痛み、だるさなどがひどい・つらい」が46.0％、「熱がある」が32.5％です。 「熱がある」は男性30〜40代、「軽い鼻水、せき、のどの痛み、だるさなどを感じる」は女性50〜60代でやや高くなっています。「鼻水、せき、のどの痛み、だるさなどがひどい・つらい」は若年層で高い傾向です。主に『改源』を利用する人では、「特に症状はないが、なんとなく調子が悪いと感じる」の比率が他の層より高くなっています。※グラフの続きなど、より詳しいデータは【調査結果詳細】でご覧いただけます。

・眠くなる成分が入っているとタイミングによっては飲むこと自体をためらってしまうこと。（男性21歳）
・最近買う際いちいち薬剤師から「今家にストックはあるか？」等いくつか質問を受けてからしか購入できないのが面倒です。（男性43歳）
・一度飲んで効果がはやく改善しても、次に風邪を引いて症状が出たときの効き目が弱くなるところです。同じように効果を期待できないので、別の薬に替えたりしてしまいます。（男性67歳）
・色々な症状に効くように作ってあるので、いらない成分が含まれていることがある。（女性35歳）
・風邪をほぼひかないので、使いきれません。だから使うために軽い症状でもすぐ飲みます。（女性45歳）
・薬の方の問題ではないかもしれませんが...パッケージに書いてある説明の文字が小さすぎて、ドラッグストア等で選ぶのが大変。売り場に大きな文字で書いた説明書きやルーペなどあると助かる、とよく思います。（女性62歳）