[10911] ライフスタイル
スローライフ型、ファーストライフ型の生活スタイルのうち、6割以上がスローライフ型生活を志向
時間的なゆとりを感じる人は45.8%にのぼるが、経済的なゆとりを感じる人は24.2%にとどまる
自分の人的な交流関係が広いと感じる人は2割にとどまる

【調査対象】 インターネットコミュニティ「MyVoice」の登録メンバー
【調査方法】 ウェブ形式のアンケート調査
【調査時期】 2007年8月1日〜8月5日     【回答者数】12,308名
性別 男性 女性 合計 年代 10代 20代 30代 40代 50代
以上
合計
度数 5,662 6,646 12,308 度数 212 2,107 4,838 3,316 1,835 12,308
46% 54% 100% 2% 17% 39% 27% 15% 100%
【実施機関】 マイボイスコム株式会社
1. 生活志向
〔これからの暮らし方について、次の2つの考え方があります。「不便であっても、自然環境に恵まれた所で、自然体で、自分らしい生活をする」(スローライフ型)、「お金がかかっても、都会的な生活機能や設備が整った環境の中で、便利で贅沢な生活をする」(ファーストライフ型) あなたは、どちらの意見に賛成ですか?〕
 
  『スローライフ型生活』を志向する人が全体の6割を越えています。逆に、『ファーストライフ型生活』を志向する人は全体の4割弱です。


2. 時間的なゆとりの有無
〔普段の生活において、自分で自由に使える「時間的なゆとり」はありますか?〕
 
  『時間的なゆとりのある人』(「十分にある方だと思う」+「ややある方だと思う」)は全体の45.8%でした。一方、『時間的なゆとりのない人』(「あまりない方だと思う」+「まったくない方だと思う」)は34.8%と相対的に見て少なくなっています。


3. 経済的なゆとり
〔普段の生活において、自分で自由に使える「経済的なゆとり」はありますか?〕
 
  『経済的なゆとりのある人』(「十分にある方だと思う」+「ややある方だと思う」)は全体で24.2%。逆に、『経済的なゆとりのない人』(「あまりない方だと思う」+「まったくない方だと思う」)が51.2%と全体の半数を超えています。『経済的にゆとりがあるかないかの判断ができない人』(「どちらともいえない」)も24.6%います。日常生活において、生活者の多くはあまり経済的なゆとりを感じていないようです。


4. 生活改革のための知識・情報所有状況
〔自分の生活をより良いものにするために必要な知識や情報をどの程度お持ちですか?〕
 
  生活改革に『必要な知識や情報を持っている人』(「十分に持っている方だと思う」+「やや持っている方だと思う」)は37.6%。逆に、『必要な知識や情報を持っていない人』(「あまり持っていない方だと思う」+「まったく持っていない方だと思う」)は21.9%と少ない結果です。『必要な知識や情報を持っているのかどうか判断できない』(「どちらともいえない」)と回答した人が40.5%に達しています。


5. 人的ネットワークの広さ
〔いろいろな人たちとの交流関係についてはいかがですか?〕
 
  『交流関係が広いと認識している人』(「かなり広い方だと思う」+「やや広い方だと思う」)は20.6%。逆に、『交流関係が狭いと思っている人』(「やや狭い方だと思う」+「かなり狭い方だと思う」)は51.8%と全体の半数を超えています。


6. 生活改革にあたって重視するもの
〔これからの生活をより良いものにしていくことに関連して、あなたが重視するものはどれですか。重視する項目を上位3つまで、お選びください [複数回答、3つまで]〕
 
  「心にゆとりを持つ」(59.2%)、「体力をつける」(39.4%)、「家族関係を大切にする」(38.1%)、「知識や情報を集める」(30.8%)などの項目が上位に来ています。


7. 回答者のコメントから 〔あなたが考える「理想的な生活」〕
 
【女性・45歳】
自分の生きている価値を感じられる生活。自分が誰かに必要とされていると感じられる生活。家族のために使う時間と、自分のために使う時間のバランスがとれている
【女性・43歳】
駅直結で、周りに公共施設が揃っているマンションに住んで、家の中は自分の好きなものに囲まれ、好きな仕事をして、1年に2回は休暇に出かけて、自由に便利に過ごしたい
【女性・29歳】
自然に囲まれた土地で、畑を耕したりゆっくりお茶を飲んだり、時間を奪われる代わりにお金をもらうような暮らしはしたくないので、お金は必要以上いらない。工夫をすればいくらだって美味しいものやたのしいことは手に入るので
【女性・36歳】
自然に囲まれたところに住んでオーガニック的な自給自足が出来る上に、情報にも遅れることなく世界的、都会的な感覚を身につけられるような進んだ生活
【女性・34歳】
地球環境に配慮し、多少不便でも昔の知恵などを利用し、精神的にゆとりのある生活
【女性・30歳】
自然の力を利用しながら近代の便利さも取り入れる生活。太陽光発電、家庭菜園、生ゴミ処理、雨水利用など、エネルギーや食べ物をできるだけ自分でまかなう生活が理想。菜種油の廃油を軽油 の代わりに使うという取り組みがあるけど、その取り組みが一般的になったらその燃料が利用できる自動車に買い換え、排気ガスも自然の循環に取り入れていきたいと思う
【女性・25歳】
不便でも、寂しくない生活。「不便だよねー」「ねー」なんてのんびり話せる誰かが側にいる生活
【女性・51歳】
家族や友人達と適度に会って会話や料理やお酒を楽しんだり、いろいろな場所に出かけたりすること。健康であること。ガーデニングや読書を楽しむこと
【女性・43歳】
贅沢するのではなく、自分の生活に満足できるレベルを維持していくこと。いろいろな人との交流を持ち、知識や知恵を増やしていくこと
【女性・42歳】
自分の時間を大切にして、心にゆとりを持って生活すること。そのためには、機能的で、便利な生活も必要だと思う
【女性・27歳】
週3日働いて4日は休み。生活費を稼いでくれる人が居る状況で自分はあまり責任のかからない仕事をお小遣いを稼ぐ程度やりたい。健康で文化的な生活を営みたい
【女性・41歳】
快適に暮らせる家があり、家族が一緒で、金銭面に少しの余裕があれば、時間的にも精神的にも余裕がでてくる。そうすると住む地域はあまり拘らない
【男性・50歳】
犯罪・災害・経済いずれに対しても十分な備えと準備が公的・私的に万全で、安心して生活できる環境が理想
【男性・22歳】
独身時代は自分の時間をある程度とりつつ勉学や仕事に取り組むこと、家庭を持つようになったならばこれらにさらに家族と触れ合う時間を自分の時間以上にとれる生活
【男性・35歳】
若いうちは通勤の時間がかかっても、マイカーがあるので郊外で居住するにしても、年をとったら病院にかよう必要も増えるし、運転も危ないので、町中のマンションに住まうのが理想です
【男性・16歳】
経済的なゆとりも時間的なゆとりもしっかりあって何不自由無く好きな事が出来る生活。また何かに熱中して取り組める生活
【男性・26歳】
仕事が定時で終わり、家庭に帰ったら、癒されエネルギー補給ができる。自然に囲まれてゆっくりとした生活
【男性・28歳】
自然食品の購入と勉強のために必要なお金と、好きな仕事や趣味 熱中できるだけの時間が確保できる生活
【男性・42歳】
経済的に余裕があって、家族に恵まれ、自由な時間が取れる生活。預貯金だけで、ハワイに住んで、毎日ゴルフができればいい
【男性・64歳】
苦楽ともに存在する生活、苦なくしては人間は成長できない。しかし、楽は次の新たな苦を乗り越えるためにエネルギーを蓄積するのに必要だ
【男性・43歳】
自分の興味・関心に合ったことを期限なく行えること。経済的に困窮しないこと。したいことをできるだけの体力と知識があること
【男性・32歳】
自然が多くゆったりと暮らせ、いざという時に病院等もそれほど時間がかからずに行ける場所に定住すること


※出所は、マイボイスコム(株)であることを明記のうえ、自由にご利用ください。

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